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| 科目名 平成28年度以降入学者  | 
                教育相談 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 科目名 平成27年度以前入学者  | 
                教育相談 | ||||
| 旧科目名 | 教育カウンセリング論 | ||||
| 教員名 | 相良 陽一郎 | ||||
| 単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 | 
| 科目群 | 教育学科 | ||||
| 学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 | ||
| 授業テーマ | 学校における生徒指導の一環として行なわれている教育相談は、児童生徒等が持つ教育上の問題について、適切な援助をすることです。特に近年、様々な社会的要請から、教育相談のあり方について注目が高まっています。本講義では、教育相談において必要と思われる知見について概説するとともに、心理学的な観点からも考察を加えたいと思います。 | 
|---|---|
| 授業のねらい・到達目標 | 受講生には、「人から相談を受ける」というのはどのようなことで、どのような点に注意すべきなのか理解した上で、自分なりの「話の聴き方」を編みだせるようになっていただきたいです。 | 
| 授業の方法 | 講義では、「どのように人の話を聴けばよいか」を知ることはできますが、その実践練習はできません。そこで本講義の受講生には、日常生活の中で様々な実践練習の場を自ら見つけていくことが求められます。例えば、友人の相談にのることや、アルバイトで初対面の人と出会うこと、様々な講義を正確に理解できるようにすること、マスコミやインターネットの不確かな情報にだまされないように注意することなど、トレーニングの機会は身近にあふれています。授業外の時間において、こうした様々な実践活動を行い、もし可能であれば、その成果をレポートとして提出してもらいたいと思います。 | 
| 事前学修・事後学修,授業計画コメント | 講義内容に興味をもち、主体的に取り組める方の履修を期待します。 なお事前・事後学習として、各回の授業内容に関し、聞き逃した点や理解できなかった点については、次回授業開始時までの間に履修者同士で再検討しておくこと、また未提出の課題がある場合は、次回授業時に提出できるように各自で準備しておくことが求められます。  | 
              
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 | 教育相談とは [各回の準備については、事前学習欄を参照のこと。] | 
| 2 | 教育相談に必要な技法 | 
| 3 | 臨床心理学・カウンセリングとの関係 | 
| 4 | 生徒に信頼されるためには(1): 信頼形成の技術 | 
| 5 | 生徒に信頼されるためには(2): 実践的な検討 | 
| 6 | 生徒を理解するためには(1): 共感的理解とは | 
| 7 | 生徒を理解するためには(2): 理解することの難しさ | 
| 8 | 共感するということ | 
| 9 | 無意識のプロセスについて(1): 無意識の影響 | 
| 10 | 無意識のプロセスについて(2): 感情の影響 | 
| 11 | 問題を解決するためには(1): 来談者中心療法 | 
| 12 | 問題を解決するためには(2): その他の心理療法 | 
| 13 | 問題を解決するためには(3): 教育現場における問題 | 
| 14 | 教育相談の限界について | 
| 15 | まとめ | 
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | 特にありません。必要な資料は授業時に配布します。 | 
| 参考書 | 文部科学省 『中学校学習指導要領解説 特別活動編』 ぎょうせい 2008年 久芳美恵子 『教師のための教育相談の基礎』 三省堂 2003年 中山 巖 『学校教育相談心理学』 北大路書房 2001年  | 
              
| 成績評価の方法及び基準 | 試験(70%)、レポート(10%)、授業参画度(20%) 授業への参加状況、レポートおよび試験の結果に基づいて総合的に評価します。なお「授業への参加状況」とは、単なる出席ではありません。授業内容を理解した上で、どの程度積極的に授業に参加したかを意味するものです。  | 
              
| オフィスアワー | 質問等は講義終了後にお願いします。 |