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科目名 平成28年度以降入学者 |
教育学演習3 | ||||
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科目名 平成27年度以前入学者 |
教育学演習3 | ||||
教員名 | 杉森 知也 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 教育学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業テーマ | 学校関係者評価を通して学校・生徒・保護者・地域をみる(1) |
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授業のねらい・到達目標 | 1. 一昨年度、昨年度の学校関係者評価報告書を読み込み、当該学校が抱えている課題と評価できるポイントをつかむことができる。 2. 教育学演習4で作成する「学校関係者評価報告書(案)」の完成に向けて、担当する学校でボランティアや見学を実施するなど継続的に学校と関わり、担当する学校の状況を客観的に把握・判断することができる。 |
授業の方法 | グループワークと全体討議を中心に進める。 初回の授業で、各自が担当する学校のグループをつくる。その後は、原則的にそれぞれのグループでの検討と全体討議(シェア)で進める。なお、学校でのボランティアや見学等については、グループの取り決めにもとづいて進め、時には個人で実施することもある。授業の性格上、90分の授業はグループで課題を設定して意見交換や調整等にかけることとなり、活動の多くは授業以外の空き時間を利用して各自またはグループでおこなうこととなる。 |
履修条件 | 同一教員の教育学演習4を履修すること。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 事前・事後の学修は、グループごとに異なり、また各グループや個人で見学・ボランティアその他の作業を進めていく中で、適宜、決められることになる。毎回の授業で、ボランティアや見学をして気づいた点などをグループで共有・検討することで、次の課題が見えてくる。その課題が事前学修であり、またそれをクリアすることが事後学修となる。 こうした連関を可能にするには、ボランティア等の学外学修だけでも授業時間の2~3倍以上の体験・観察を要する。その学修があってはじめて、授業への自主的・積極的な参加姿勢が表れることになる。これらの活動がなければ、授業に出席していないのと同等である。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス: 幹事の選定、グループ分け、1年間の予定 [準備]世田谷区立松沢中学校と三宿中学校の学校ウェブサイトを閲覧してくること。 |
2 |
学校関係者評価とは何か [準備]「学校関係者評価」について、世田谷区が配布している冊子を事前に渡すので、これを読み、またインターネットでその意義と意味について検索し、その概要を理解してくること。理解した内容は、A4×1枚のレポートにまとめて持参すること。 |
3 |
学校との関係づくり: 学校支援ボランティア等を通して関係をつくる [準備]グループ長・副グループ長を中心に、副校長等と連絡をつけて、どのような形で学校のボランティアや見学等が可能かについて打ち合わせを完了しておくこと(以後数か月に可能な活動について、活動日、活動内容、活動可能な人数)。また、今後1~2か月の予定を各自でチェックし、活動可能な日をリストアップしておくこと。 |
4 |
過年度の学校関係者評価を読む①: 「単純集計」の読み方 [準備]担当する学校の学校関係者評価の集計部分を、一昨年度、昨年度の単純集計をカラーで印刷してくること。 |
5 |
過年度の学校関係者評価を読む②: 2年間の単純集計の変化を読む [準備]前回の授業前に印刷した学校関係者評価の同じ質問項目の変化を読み取り、メモを2部作成してくること。メモはA4用紙に記述し、1部を授業後に提出すること。 |
6 |
過年度の学校関係者評価を読む③: 単純集計から見える学校の特長と課題の析出 [準備]前回の授業でそれぞれの読み込んだ内容にもとづいて意見が出されたものを整理しておくこと。それらの意見を詳細に、また別の視点から読み込むことができないかなど、独自の視点を重視して見直してくること。見直した点は、意見としてメモを作成し、グループのメンバー分+1部を印刷して持参すること。 |
7 |
学校見学①: 松沢中学校 [準備]三宿中学校担当は、昨年度の松沢中学校の学校関係者評価の単純集計表を入手し、独自に読み込み、三宿中学校との違いを把握しておくこと。 |
8 |
学校見学②: 三宿中学校 [準備]松沢中学校担当は、昨年度の三宿中学校の学校関係者評価の単純集計表を入手し、独自に読み込み、松沢中学校との違いを把握しておくこと。 |
9 |
学校見学のフィードバック [準備]両校の学校見学で気づいた点をA4×1枚ずつにまとめ、2部印刷して持参すること。 |
10 |
過年度の学校関係者評価報告書を読む①: 学校関係者評価報告書を読む [準備]各自で担当する各学校の学校関係者評価報告書を読んでくること。印刷した報告書は、授業に忘れずに持参すること。 |
11 |
過年度の学校関係者評価報告書を読む②: 各校の特長と課題を経年変化でとらえる [準備]前回までにグループで検討した内容を、各自で見直し、自分の意見を加えて持ち寄ること。 |
12 |
過年度の学校関係者評価報告書を読む③: 発表準備 単純集計の変化および昨年度の学校関係者評価報告書をあわせて、どのような特徴と課題があるかについて10分程度の報告をおこなえるようグループごとに準備する。 |
13 |
発表会 「準備]グループごとに前回の議論を踏まえて修正した発表用レジュメ(案)を作成し、ゼミ全員分+1部印刷してくること。 |
14 |
後期の準備(自宅学修) [準備]後期のシラバスをもとに、夏休みと後期の授業の進め方について各自で考えてくる。 |
15 |
夏休みの活動と後期の進め方について [準備]前回と同様に、夏休みと後期の授業の進め方について各自で考えてくる。 |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | なし |
成績評価の方法及び基準 | レポート(20%)、授業参画度(80%) 平常点は、授業時間におけるグループ活動・個人作業等の寄与(持参すべきものを忘れると減点する)を評価する。授業参画度は、授業時間外の自主的・協働的ワーク(学校でのボランティアや学校見学、その他の作業等)でのグループへの寄与を評価する。 |
オフィスアワー | 杉森研究室で、水曜日、木曜日、金曜日の出勤時間帯に設定するほか、適宜、Eメールにて質問を受け付ける。メールアドレスは、授業開始時に伝える。 |
備考 | 1. 本講は、90分の授業時間だけでは完結しない。授業時間以外の空き時間を自主的・積極的に活用してグループで協力する姿勢が履修の絶対条件である。 2. 記載された授業計画以外に、各回の授業では、ボランティアや見学等で得られた情報をグループで共有する時間を設ける。これらの情報は、副グループ長が筆記し、データを保存しておくこと。なお、こうした時間が必要なため、授業で検討する内容は時間的な制約がある。効率的に意見交換をおこなうためには、全員が事前学習をしっかりとおこなっている必要がある。また、それらの意見を捌くグループ長の力とグループメンバーの協力が不可欠である。時間内に修了できなかった場合は、次回の授業までにLINE等でグループの意見を徴収して、作業を完了しておくこと。 3. 授業内で提出する小レポートは、すべてA4版で作成し、40字×30行で設定すること。 4. 担当する学校の事情等によって、授業の予定が変更されることがある。 |