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教育学演習1

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科目名
平成28年度以降入学者
教育学演習1
科目名
平成27年度以前入学者
教育学演習1
教員名 羽田 積男
単位数    1 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 教育学科
学期 前期 履修区分 必修
授業テーマ 「教壇に立って実際の授業にチャレンジして教育のことを考えてみよう」が、この授業のテーマである。この授業は教育学を学ぶ者にとって重要な経験である教壇での実習をまず試みて、その経験からアクティブラーニングについて学び、現在の学校教育の課題を身をもって学ぶことを目指す。教壇に立っての授業は、模擬授業の形式とする。また授業内容は、中高生に向けた総合学習に準ずる内容としたい。現在の学校教育のひとつの柱である総合的な学習の時間の指導実践を通じて、学校や大学における学びをアクティブラーニングの方向で学び直すことをめざす。
授業のねらい・到達目標 「教育学基礎論1・2」で学んだことを応用しながら、具体的な課題を調べ、考察し、考え、教壇に立って授業を行うスキルを身に付け、教育学についての理解を深めていくことをねらいとする。教壇での授業の進め方、ディスカッションの仕方・させ方、データの批判的な読み方、メディア報道の批判的な読み方、インターネット情報の引用ルール、インターネットでの書籍の買い方、文科省や教育委員会のHPの活用法、英文HPの検索と閲覧、国立国会図書館サーチの活用法、CiNii及びJ-STAGEの利用、図書館相互貸借(ILL)用での文献入手の仕方などを合わせて学ぶ。教壇に立って、自身の授業計画に沿って50分の模擬授業をやり遂げることを到達目標とする。
授業の方法 この授業の方法は、教壇での模擬授業を中心とする演習形式とし、各自が50分の模擬授業を試みる。総合学習の時間などに即して国際理解、情報、環境、福祉・健康、職業や将来に関する学習活動など、学習指導要領に例示された諸課題に関する授業が可能になるように工夫を凝らした授業実践を行うことが期待されている。事前に授業進行のための資料を作成の上、教壇での実習を展開することが望まれる。授業の初回には、授業に取り組むためのルーブリックを配布して授業の課題を明確にし、そして最終回には自身の授業を反省し、与えられた課題に関するレポート課題を提出することとする。
履修条件 同一教員の教育学演習1・2をセットで履修すること。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 授業各回のテーマは、学生各自の自由に選択したテーマなどによって進行し。授業の順序は変動する。テーマは各自が自由に選ぶことが可能であり、複数の学生が同一のテーマで授業を行うことも可能とする。50分の授業ができるように準備することが大切である。またグループでの取り組みも可能とするが、その際は、連続の授業を行うことも可とする。事前の学修は、発表者の課題について調べることであり、事後学修は発表者の授業を振りかえることである。
授業計画
1 はじめに ―授業のすすめ方
2 新しい教育基本法、学習指導要領、総合的な学習の時間について、アクティブラーニングについて
3 授業課題スキルについて
4 国際理解教育1
5 国際理解教育2
6 国際理解教育3
7 情報1
8 情報2
9 環境1
10 環境2
11 福祉・健康1
12 福祉・健康2
13 職業や自己の将来
14 学生の自由設定による課題
15 課題報告の書き方など 授業のまとめ
その他
参考書 文部科学省 『中学校学習指導要領 (平成20年3月告示)』 東山書房 2008年 第初版
文部省 『高等学校学習指導要領(平成21年3月告示)』 東山書房 2008年 第初版
参考書は授業担当者が準備しており、いつでも参考できる。自身の模擬授業にはあらかじめ参照することが望まれる。
成績評価の方法及び基準 レポート(50%)、授業参画度(50%)
定期試験は実施しない。学期の最後に、A4判用紙で3,000字以上のレポート報告を提出する。その内容や書式などは授業で示す。
授業参画とは、教壇での模擬授業、授業中の発言、リーダーシップなどについて評価する。
オフィスアワー 火曜日3・6時限 羽田研究室
備考 授業には、スマートフォン・タブレットなどを携帯することが望ましい。

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