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基礎演習2

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平成28年度以降入学者 基礎演習2
平成27年度以前入学者 基礎演習2
教員名 高 榮蘭
単位数    1 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 国文学科
学期 後期 履修区分 必修
授業テーマ 近現代小説を読む
授業のねらい・到達目標 谷崎潤一郎『犯罪小説集』(集英社文庫)を取り上げ、文学研究の基本的な分析方法や調査方法などを学ぶ。取り上げる作品が出版された時期の社会的、文化的文脈と文学言語の問題について考える。グループごとの発表を通して、研究発表の場におけるディスカッションの作法なども身につけることができるだろう。
授業の方法 グループごとにテーマと分析方法などを決め、発表してもらう。第1回目~2回目までの授業で、資料の検索方法、レジュメの作り方など、グループ発表の準備に必要な説明を行う。第3回目以降からグループによる発表と議論を行う。毎回コメンテーターの分担も決め、発表者と議論をしてもらう予定である。
履修条件 人数調整を行うため、受講希望者はガイダンス時に希望調査用紙を受け取り、必要事項を記入の上、4月7日(金)16時00分までに国文学科前のレポートボックスに提出すること。受講許可は、4月8日(土)8時50分頃、国文学科掲示板に示す。

事前学修・事後学修,授業計画コメント 授業方法は演習形式による。
第1回目:発表を準備するうえで必要な資料調査の方法について講義する。2回目に行うグループ分けのための簡単な発表準備を課題として出す。
第2回目:『犯罪小説集』のなかから一つの短編を選んでもらう。一人5分ずつ発表してもらう。受講者全員で議論する。
第3回目:研究発表のためのグルーブを作る(一つのグループは4人~5人で構成される予定)。発表資料の作り方および発表方法について講義する。
第4回目以降、分担にしたがって順次研究発表(質疑応答を含む)を進めていく。各グループは2回ずつ発表をする。1回目はグループ内で決めたキーワードに基づいて発表してもらう。2回目は、前回の課題に基づいて発表してもらう。
すべての受講者には、発表に対する積極的な質問や意見を求める予定である。なお、全2回の発表終了後には、個々人でレポートを書いてもらい、講評などの実践指導も行う。
授業計画
その他
教科書 谷崎潤一郎 『谷崎潤一郎犯罪小説集』  集英社文庫 た 28-2 2007年
参考書 授業時に適宜指示する。
成績評価の方法及び基準 平常点(60%)、レポート(30%)、授業参画度(10%)
授業内での発表内容、議論の積極性、課題提出などを平常点として評価する。発表の後、レポートを提出する。
オフィスアワー 開講時に伝える。

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