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基礎演習2

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平成28年度以降入学者 基礎演習2
平成27年度以前入学者 基礎演習2
教員名 紅野 謙介
単位数    1 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 国文学科
学期 後期 履修区分 必修
授業テーマ 近現代の短編を読む
授業のねらい・到達目標 エッセイや小説はすべて言葉から出来ている。ここでは谷崎潤一郎のテクストに即して、どのような言葉の仕組みや仕掛けがなされているかをできる限り詳細に分析する。あわせて文学研究のためのスキルと方法、資料発表や論文作成のための技術を学習する。
授業の方法 はじめの数回は講義形式で行なうが、その後は担当を決めて、資料を作成し、口頭発表、質疑を行なう演習形式とする。積極的な取り組みと活発な議論、楽しい脱線が実現するようにしたい。
履修条件 人数調整を行うため、受講希望者はガイダンス時に希望調査用紙を受け取り、必要事項を記入の上、4月7日(金)16時00分までに国文学科前のレポートボックスに提出すること。受講許可は、4月8日(土)8時50分頃、国文学科掲示板に示す。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 最初の数回は、谷崎潤一郎の「刺青」を例に小説の言葉を細かく分析する方法を講義する。過去の批評や研究の調査、問題点の発見、分析のしかた、資料作成の方法などを指示する。その後、『ちくま日本文学14 谷崎潤一郎』(ちくま文庫)に収録された短篇小説を材料に学生たちに発表報告してもらう。受講人数によって1回の発表者数やスケジュール等が変わるが、必ず1回は発表担当になることを覚悟すること。毎回コメンテーター役も決めておくが、聞き手のときも対象のテクストを読み、質問や意見を出す。発言の時間がなかったものはレビューシートでコメントする。学期末には発表や質疑をふまえて、レポートを書く。
授業計画
1 ガイダンス、短篇小説の言葉を分析する方法
2 調査や分析、発表について
3 例:「刺青」をめぐって
4 発表①:「秘密」をめぐって
5 発表②:「秘密」をめぐって
6 発表③:「母を恋うる記」をめぐって
7 発表④:「母を恋うる記」をめぐって
8 発表⑤:「友田と松永の話」をめぐって
9 発表⑥:「友田と松永の話」をめぐって
10 発表⑦:「吉野葛」をめぐって
11 発表⑧:「吉野葛」をめぐって
12 発表⑨:「春琴抄」をめぐって
13 発表⑩:「春琴抄」をめぐって
14 課題提出
15 まとめ
その他
教科書 『ちくま日本文学14 谷崎潤一郎 (ちくま文庫)』 筑摩書房 2008年
成績評価の方法及び基準 平常点(40%)、レポート(40%)、授業参画度(20%)
オフィスアワー 授業終了後、研究室にて20分程度。事前にメールで連絡のこと。アドレスはkohno★chs.nihon-u.ac.jp(★を@に変換する)まで。

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