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| 科目名 平成27年度以前入学者  | 
                英米文学演習2 (3年生用) | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 教員名 | 向井 秀忠 | ||||
| 単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 | 
| 科目群 | 英文学科 | ||||
| 学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 | ||
| 授業テーマ | イギリスの小説に描かれる〈社会改良〉の精神 | 
|---|---|
| 授業のねらい・到達目標 | 英語による文学・文化研究の方法を学ぶために、(1) 基本的な英語力の養成と (2) 社会の事象を分析的に判断し、論理的に発信することのできる能力の養成を目指す。具体的には、「イギリスの小説に描かれる〈社会改良〉の精神」をテーマに、19世紀のイギリスの社会改良の精神について、チャールズ・ディケンズの『オリヴァー・トウィスト』を中心に読み解く力を養う。また、関連する英語文献を読むことで、文化研究に必要な基本的な英語力の習得に努める。 | 
| 授業の方法 | 具体的なテーマに沿った作品を鑑賞し、それらに関連する英語による参考文献などを読み解き、ミニレポートを作成する。また、自分の考えを説得的に述べるために必要なものは何かを理解するために、プレゼンテーションの機会も設ける。並行して、テーマに関連する英語文献を精読することで、文化研究に必要な基本的な英語力を習得する。 | 
| 履修条件 | 特になし。 | 
| 事前学修・事後学修,授業計画コメント | 指示されたプリントや文献は事前に読んでおくこと。また、授業中に示されたテーマについて各自で調べてまとめておくこと。 | 
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 | ガイダンス | 
| 2 | チャールズ・ディケンズとその時代 | 
| 3 | ディケンズの『オリヴァー・トウィスト』について(1)「救貧院」という救済政策 | 
| 4 | ディケンズの『オリヴァー・トウィスト』について(2)ユダヤ人差別と貧困問題 | 
| 5 | ディケンズの『オリヴァー・トウィスト』について(3)娼婦と貧困問題 | 
| 6 | ディケンズの『オリヴァー・トウィスト』について(4)植民地と帝国主義 | 
| 7 | ディケンズの『オリヴァー・トウィスト』について(5)階級を「結ぶこと」 | 
| 8 | 映画『オリヴァー・トウィスト』について(1)原作と映画の比較 | 
| 9 | 映画『オリヴァー・トウィスト』について(2)映像が描き出すこと | 
| 10 | 関連英語文献講読(1) | 
| 11 | 関連英語文献講読(2) | 
| 12 | オスカー・ワイルドの童話「幸福な王子」を読む(1) | 
| 13 | オスカー・ワイルドの童話「幸福な王子」を読む(2) | 
| 14 | 絵画に描かれた「貧困」という社会問題 | 
| 15 | ふりかえり | 
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | 必要に応じてプリントを配布します。 | 
| 参考書 | 必要に応じて紹介します。 | 
| 成績評価の方法及び基準 | 平常点(10%)、レポート(50%)、授業参画度(40%) 平常点は出席点、レポートは学期末レポート(4,000字)、授業参画度はプレゼンテーションおよびレスポンスシート。  | 
              
| オフィスアワー | 木曜日の昼休み、授業の前後の休み時間 |