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| 平成28年度以降入学者 | 映像文化論 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 平成27年度以前入学者 | 映像文化論 | ||||
| 教員名 | 荒井 泰 | ||||
| 単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 | 
| 科目群 | 総合教育科目 | ||||
| 学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 | ||
| 授業テーマ | ドイツ映画監督たちのハリウッド | 
|---|---|
| 授業のねらい・到達目標 | ドイツ映画はかつて1920年代にその黄金期を迎え、世界的にも注目される前衛的な作品を次々に生み出し、一時はハリウッドと並ぶほどの市場を形成していました。ところがナチスの台頭によって映画製作の環境が大きく変化したため、数多くの映画人たちはアメリカに渡ってしまいます。彼らはまたハリウッドにおいても成功を収めました。たとえば、F.ラングやO.プレミンジャー、R.シオドマクらは「フィルム・ノワール」、D.サーク(D. ジレーク)は「メロドラマ」というジャンルの発展に貢献します。こうしてヨーロッパの視覚表現がハリウッド映画と融合し、それによって世界中の映画製作に影響を与えることになりました。この授業ではF.ラング、D.サーク、E.ルビッチらを中心に、ドイツ時代とハリウッド時代の作品を比較しながら、彼らの表現技法を分析してみたいと思います。それによって古典的なハリウッド映画への理解も深まることでしょう。 | 
| 授業の方法 | 講義形式で授業を進めます。時にはリアクションペーパー(質問や感想)を提出してもらい、皆さんの意見を確認します。 | 
| 事前学修・事後学修,授業計画コメント | 事前学習には資料の読み込みが求められる。事後学習と合わせて最大240分程度の学習が想定される。 | 
| 授業計画 | |
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| 1 | オリエンテーション(本授業の目的と概要) | 
| 2 | 導入:ドイツ表現主義映画とナチズム | 
| 3 | E.v.シュトロハイム概論 | 
| 4 | E.ルビッチ概論 | 
| 5 | F.ラング概論 | 
| 6 | フィルム・ノアール(1)(F.ラング) | 
| 7 | フィルム・ノアール(2)(O.プレミンジャー) | 
| 8 | フィルム・ノアール(3)(E.G.ウルマー) | 
| 9 | フィルム・ノアール(4)(R.シオドマク) | 
| 10 | F.W.ムルナウ概論 | 
| 11 | D.サークとメロドラマ(1) | 
| 12 | D.サークとメロドラマ(2) | 
| 13 | B.ワイルダー概論 | 
| 14 | 理解度の確認 | 
| 15 | まとめ | 
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | 毎回プリントを配布。 | 
| 参考書 | 授業内で指示する。 | 
| 成績評価の方法及び基準 | 試験(50%)、平常点(50%) | 
              
| オフィスアワー | 授業終了後教室にて。 |