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映像文化論

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平成28年度以降入学者 映像文化論
平成27年度以前入学者 映像文化論
教員名 三澤 真美恵
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 総合教育科目
学期 前期 履修区分 選択
授業テーマ 映像、プロパガンダ、戦争の記憶
授業のねらい・到達目標 映像がいかに戦時動員に利用されたか、映像がいかに戦争の記憶を構成してきたかなど、「映像、プロパガンダ、戦争の記憶」の関係について考察することで、映像を読み解くためのメディア・リテラシーを身に付ける。
授業の方法 講義を中心に、映像資料や活字資料を参照しながら行う。
履修条件 ガイダンス出席者に限る。人数調整を行う場合がある。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 以下の授業計画はあくまで予定であり、学生の理解度や問題意識に応じて、変更されることがある。
授業計画
1 ガイダンス:「ドキュメンタリーは嘘をつく」「戦争プロパガンダ10の法則」「敵の顔」
2 ナチス・ドイツのプロパガンダ1:「メディアと権力」ゲッペルスの大衆操作
3 ナチス・ドイツのプロパガンダ2:二つの「ユダヤ人ジュース」と「敵意の正当化」
4 日本のプロパガンダ1:「新聞と戦争」報道コントロールはいかに始まったか
5 日本のプロパガンダ2:恋愛映画で夢見られた日中関係
6 アメリカ合衆国のプロパガンダ1 湾岸戦争・イラク戦争と作られた「悪のイメージ」
7 アメリカ合衆国のプロパガンダ2:「マニファクチャリング・コンセント(合意の捏造)」
8 ドイツ・日本・アメリカの歴史教科書:ホロコースト、日中戦争、ベトナム戦争
9 ドイツ映画における戦争の記憶:『戦争の彼方』『さよなら、アドルフ』
10 アメリカ映画における戦争の記憶:ベトナム戦争、イラク戦争、アカデミー賞
11 日本メディアにおける戦争の記憶1:NHK番組改ざん事件
12 日本メディアにおける戦争の記憶2:沖縄戦、『ひめゆりの塔』
13 日本メディアにおける戦争の記憶3:『火垂るの墓』『永遠の0』
14 総合討論
15 まとめ
その他
参考書 授業中に指示する。
成績評価の方法及び基準 試験(90%)、平常点(10%)
原則として、試験の結果をもとに成績評価を行う。
平常点には、授業態度などのほか、授業内でのコメント・シートに対する評価も含まれる。
オフィスアワー 水曜2時限目、1週間前までに中文学科事務室を通じてアポイントをとること

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