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科目名 平成28年度入学者 |
地域文化論 | ||||
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科目名 平成27年度以前入学者 |
地域文化論 | ||||
教員名 | 青木 一能 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | 文化とはある人間集団の歴史や伝統、生活様式などの混成要素によって生成され、さらに集団そのものに直接・間接に影響を与える重要な要素といえる。ここでいう地域とは、国もしくは複数の国の集合体として捉え、そこに存在する文化を比較検討することを主眼とする。ただし、全ての国の文化を比較検討することは困難なことから、とくに日本と中国(あるいは部分的に韓国)を比較文化論的に講義することとする。 |
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授業のねらい・到達目標 | グローバル化の世界において文化的同質化への傾向が進行する反面、それを拒絶して独自の文化を主張する動きも一層強まっている。その世界的傾向を概観した上で、国もしくは地域を動かす文化という基底要素を理解し、21世紀世界が文化的な収斂もしくは文化的な分裂に向かうのかを見極めていく。 目標としては、特に今日の日本を取り巻く周辺国との緊張関係のなかで文化的要素を無視し得ない状況を受講生が的確に把握できることを狙いとする。 |
授業の方法 | パワーポイントを利用しつつ基本的に講義形式で行うが、視聴覚的ツールも利用して進めていきたい。授業参加者は文献・資料の収集、理解を怠ることのないようにして欲しい。 |
履修条件 | 私語や居眠りなど厳禁。授業内に周囲の受講生に支障を来す行為は厳に慎んで欲しい。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 日々、意識、無意識に文化や文明と接している我々だが、それらの事象を自分なりに把握・思考することが必要であるし、自分なりの文化や文明に対する定義づけ、さらには日本と異文化の相違について究明していくことが求められる。必要に応じて参考文献などは授業内で指示する。 |
授業計画 | |
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1 | 文化と文明の相違① |
2 | 文化と文明の相違②「文明の衝突衝突」論を考える |
3 | 文化の果たす役割と機能 |
4 | 世界における地域的文化の比較検討-グローバリゼーションは文化的収斂をもたらすか |
5 | 文化と政治文化 |
6 | 中国と日本の文化的相違① |
7 | 中国と日本の文化的相違② |
8 | 日本人と中国人 |
9 | 中国の政治文化(外部講師による講義を予定) |
10 | 日本の企業文化 |
11 | アメリカとイスラーム原理主義の相克 |
12 | 文化優越主義と覇権 |
13 | 期末授業内試験 |
14 | 文化相対主義への期待 |
15 | 反旗を振り返っての総括 |
その他 | |
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教科書 | 必要に応じて授業内で指示する。 |
参考書 | 追って指示する |
成績評価の方法及び基準 | 試験(70%)、レポート(15%)、授業内テスト(15%) |
オフィスアワー | 火曜日 11時30分~12時まで 水曜日 18時~18時30分まで |
備考 | 聞くだけの授業ではなく、自らもある地域の文化などを調べ、授業時間内に口頭発表することもあるので、その旨承知しておいて欲しい。 |