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科目名 平成28年度入学者 |
倫理学1 | ||||
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科目名 平成27年度以前入学者 |
倫理学1 | ||||
教員名 | 中村 裕昭 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | JABEE技術者教育の一環としての技術者倫理(地球環境と技術者倫理) |
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授業のねらい・到達目標 | 当該授業は地球科学科(旧地球システム科学科)のJABEE課程(地球環境学プログラムコース)の一環として設置された科目で,その中心テーマである「技術者とは?」「技術者倫理とは?」,さらにJABEEと連携する技術者資格「技術士制度」等について,地球環境と社会環境の背景を踏まえ,関連用語や手法を例示して講義する。学科プログラムの学習・教育到達目標「(B)地球環境と技術者倫理」に寄与する。 授業目標は以下の通りとする。※括弧内の数字は授業計画内の講義番号 1. 生涯教育の体系(JABEE,技術士制度を含む)を理解する。(1,2,3) 2. 技術者倫理の基本を踏まえ科学的事象を客観的に理解し客観的に伝える技術・方法を理解・習得する。(5,6,7,9,10,11) 3. 実社会での実際の問題事例等を通じて,地球技術者に求められる知恵・資質・素養を学ぶ。(4,8,12,13,14,15) |
授業の方法 | 1. 毎回授業内(授業開始時と授業の最後)に小テストを課して予習の確認と当日講義内容の理解度を確認するとともに,成績評価資料とする。 2. 講義はパワーポイントで要点を示しながら進める。 3. 毎回当日の講義と補足のパワーポイント印刷資料を配布する。 4. 毎回授業の最後に当日の講義テーマを踏まえた応用的課題を課し,それらを最終講義日にまとめて提出させ,講義の理解度を確認するとともに,成績評価資料とする。 |
履修条件 | 地球科学科(旧地球システム科学科)3年地球環境学プログラム履修学生は必修(学科コース指定必修科目) |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 【事前学習】授業の最後に次回授業テーマのポイントを説明するので,事前に予習し,次回(2~15回)授業冒頭の小テスト1で予習成果を確認する。 【当日のまとめ】授業の最後に当日授業テーマのポイントとなる課題を提示し,授業最後の小テスト2で理解度を確認する。 【事後学習】授業の最後に当日の授業テーマを踏まえた応用的課題を提示するので,14回分をA4用紙1枚にまとめ最終講義日(第15回)に提出すること。 |
授業計画 | |
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1 | JABEE(日本技術者教育認定制度) 【復習】今回の授業テーマのポイントを確認しておくこと。【予習】次回の授業テーマについて下調べをしておくこと |
2 | 技術者生涯教育のステージ,技術者資格制度(技術士を例に) 【復習】今回の授業テーマのポイントを確認しておくこと。【予習】次回の授業テーマについて下調べをしておくこと |
3 | 専門家(プロ)の要件,継続研鑚,技術者倫理 【復習】今回の授業テーマのポイントを確認しておくこと。【予習】次回の授業テーマについて下調べをしておくこと |
4 | 事例に学ぶ[教訓を活かす](1)失敗シナリオ分析法(失敗学) 【復習】今回の授業テーマのポイントを確認しておくこと。【予習】次回の授業テーマについて下調べをしておくこと |
5 | コンプライアンス,アカウンタビリティ 【復習】今回の授業テーマのポイントを確認しておくこと。【予習】次回の授業テーマについて下調べをしておくこと |
6 | トレードオフ,フェールセーフ 【復習】今回の授業テーマのポイントを確認しておくこと。【予習】次回の授業テーマについて下調べをしておくこと |
7 | 環境倫理,サスティナビリティ 【復習】今回の授業テーマのポイントを確認しておくこと。【予習】次回の授業テーマについて下調べをしておくこと |
8 | 持続可能な開発,企業のCSR(社会的責任経営) 【復習】今回の授業テーマのポイントを確認しておくこと。【予習】次回の授業テーマについて下調べをしておくこと |
9 | リスクマネージメント 【復習】今回の授業テーマのポイントを確認しておくこと。【予習】次回の授業テーマについて下調べをしておくこと |
10 | デザイン能力(問題認識・創造・解決能力) 【復習】今回の授業テーマのポイントを確認しておくこと。【予習】次回の授業テーマについて下調べをしておくこと |
11 | 技術者倫理の関連用語の整理・確認 【復習】今回の授業テーマのポイントを確認しておくこと。【予習】次回の授業テーマについて下調べをしておくこと |
12 | 社会規範としての倫理綱領事例に学ぶ〔公務員倫理,各種学協会等〕 【復習】今回の授業テーマのポイントを確認しておくこと。【予習】次回の授業テーマについて下調べをしておくこと |
13 | 知的財産権と産業財産権 【復習】今回の授業テーマのポイントを確認しておくこと。【予習】次回の授業テーマについて下調べをしておくこと |
14 | 事例に学ぶ[教訓を活かす](2)報道された事故・事件事例から学ぶ 【復習】今回の授業テーマのポイントを確認しておくこと。【予習】次回の授業テーマについて下調べをしておくこと |
15 | まとめ,達成度の確認【復習】今回の授業テーマのポイントを確認しておくこと。 |
その他 | |
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教科書 | なし(毎回プリント配布予定) |
参考書 | 加藤尚武 『環境倫理学のすすめ (丸善ライブラリー032)』 丸善㈱ 1991年 畑村洋太郎 『失敗学のすすめ (講談社文庫)』 ㈱講談社 2005年 西成活裕 『無駄学 (新潮選書)』 ㈱新潮社 2008年 今村遼平 『技術と倫理』 電気書院 2008年 札野 順 『技術者倫理』 (財)放送大学教育振興会 2004年 (社)日本技術士会 『技術士の倫理(技術者倫理の体系的モデル構築)』 (社)日本技術士会 2003年 自己研鑽の手引きとして推奨 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内小テスト(毎回) (44%)、授業内に課す課題(最終回に提出)(56%) 授業内小テストと,授業内に課す課題レポートと併せて合計点の総合評価で60点以上を合格とする。 <達成度評価基準> (1)生涯教育の体系(JABEE,技術士制度を含む)を理解している(20点)。 (2)技術者倫理の基本を踏まえ科学的事象を客観的に理解し客観的に伝えることができる(40点)。 (3) 実社会での実際の問題事例等を通じて,地球技術者に求められる知恵・資質・素養がレポートに記述できる(40点)。 ※(1)~(3)は到達目標の番号 |
オフィスアワー | 授業後随時(当該授業教室もしくは講師室) |
備考 | 地球科学科(旧地球システム科学科)の地球環境学プログラムコースに対する学科コース指定必修科目である。 |