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授業テーマ	物理現象（力学現象）の数理的解釈
授業のねらい・到達目標	物体（一個から多数に及ぶ質点）に力が働いた時，その運動の解析の仕方を修得する。運動が自然界の原理に従って行われる場合についての考察も出来るようになることを目標とする。
授業の方法	質点系とか剛体の場合の運動の事例を参照しながら，それらの運動の解析の仕方をニュートン力学の視点で調べさせる。さらに，ニュートン力学の発展として，運動をその根本原理から探る視点が身につくよう指導する。
履修条件	力学１を修得していること。
事前学修・事後学修，授業計画コメント	授業終了時に与える課題についてレポートを作成し，次回の授業時に提出すること。

授業計画
1	授業で取り扱う内容を概説しながら，その進め方をオリエンテーション。
2	惑星運動を観測データを基に調べケプラーの法則の意味を吟味する。
3	ケプラーの法則から万有引力を数理的に導出する。
4	惑星運動をエネルギーの視点で捕える。
5	質点系の力学の基礎と一般論を学ぶ。
6	二体問題を数理的に調べる。
7	作用・反作用の問題を数理的に扱う。
8	剛体運動の基礎と一般論を学ぶ。
9	剛体の回転運動を数理的に捕える。
10	剛体の平面運動を数理的に調べる。
11	ニュートン力学への解析学的手法の導入を行う。
12	最小作用の原理と運動方程式の関係を学ぶ。
13	到達度の確認
14	ラグランジュアン方程式による運動の捕え方を学ぶ。
15	運動をハミルトン形式で調べる視点を学ぶ。

その他
参考書	原島鮮『力学』掌華房 1958年安里光裕『解析力学の基礎』技術評論社 2010年第1版
成績評価の方法及び基準	レポート(20%)、授業内テスト(70%)、授業参画度(10%)
オフィスアワー	授業終了時