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科目名
平成28年度入学者
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科目名
平成27年度以前入学者
理論・学説特殊研究1
教員名 松下 武志
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 社会学科
学期 前期 履修区分 選択
授業テーマ 19世紀から20世紀に活躍した社会学の巨人たちは、彼らが生きた時代や社会の何をどのように問題として摘出し、それをどう克服しようと志向したのか明らかにする。
授業のねらい・到達目標 古典的な社会学理論や学説の中に、現代の社会病理学や社会問題論、逸脱行動論の基礎になっている概念や理論枠組を探る。
その作業を通して現代社会に生起する社会問題、社会病理現象、逸脱行動等に関する知識や感受性を高める。
授業の方法 基本的には、担当教員が講義形式で行う。ただし講義の中で受講者にレポートを書いてもらったり、意見を述べてもらうことがある。
履修条件 なし
事前学修・事後学修,授業計画コメント 授業計画に挙げたテーマについて、事前に関連文献や資料に目を通し、授業後にはノートを補充・整理すれば、講義の理解が一層進む。
授業計画
1 デュルケームの社会病理学 判定のための前提 <種>の設定 基準適用順序
2 平均的基準と規範的基準: 正常・異常、正常・病理 同調・逸脱
3 平均的基準と規範的基準の複合
4 逸脱行動の社会的機能
5 中間総括とレポート作成(1)
6 ジンメル 形式と内容 合理化、近代化
7 ジンメル 貨幣の哲学 文化の悲劇
8 ヴェーバー 目的合理的行為の優越化
9 ヴェーバー 官僚制の進展と人類の未来
10 中間総括とレポート作成(2)
11 マルクス 搾取と貧困化
12 マルクス  階級分解と階級闘争
13 マートン  アノミーと個人の適応様式
14 課題学習
15 授業内テスト
その他
参考書 松下武志(他) 『『社会病理学の基礎理論』 (社会病理学講座(全4巻))』 学文社 2004年 第1版
松下武志 『『酒害者と回復活動』』 学文社 2007年 第1版
松下武志 『『日本の社会病理文献選集』』 クレス出版社 2011年 第1版
成績評価の方法及び基準 レポート(50%)、授業内テスト(50%)
レポート作成時は資料持ち込み可。授業内テスト時は一切持ち込み不可
オフィスアワー 木曜日の授業時間の前後の時間帯。場所:授業の行われる教室

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