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| 科目名 平成28年度入学者  | 
                ******* | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 科目名 平成27年度以前入学者  | 
                文献資料解読1(古典) | ||||
| 教員名 | 竹下 義人 | ||||
| 単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 | 
| 科目群 | 国文学科 | ||||
| 学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 | ||
| 授業テーマ | 古典文学資料の解読と鑑賞 | 
|---|---|
| 授業のねらい・到達目標 | 日本の古典文学作品は、口承という手段・段階を除けば、写本または版本によって伝来・普及したものである。そうした古典籍の多くは、いわゆるくずし字で表記されているのが普通で、現代の私たちにとってそれらを読みこなすことには少なからず困難をともなうものである。本講義では解読の方法・技術を習得するために、代表的な文学作品(実際の写本・版本や影印本を使用)をとりあげ、それらを精読することによって、文字や表記の歴史に親しむとともに、一層の作品理解を深めていけるようにしたい。 | 
| 授業の方法 | 演習(実習)形式。 | 
| 履修条件 | なし。 | 
| 事前学修・事後学修,授業計画コメント | 授業時には漢和辞典・国語辞典を必ず持参すること(電子辞書でも可)。 受講に際し、くずし字の読解能力や学習経験などは問わない。初心者はまず、変体仮名の習得をめざし、復習を欠かさないことが肝要である。 本科目修得後は応用編として、後期開講の「書誌学」を履修することを推奨する。文学研究・出版研究を志す人にとっては必須の基礎科目である。  | 
              
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 | ガイダンス | 
| 2 | 資料解読の基礎(1)書誌学概説 | 
| 3 | 資料解読の基礎(2)写本と版本 | 
| 4 | 資料解読と発表(1)物語・随筆 | 
| 5 | 資料解読と発表(2)和歌・連歌 | 
| 6 | 資料解読と発表(3)写本資料 | 
| 7 | 読解力の小テストと解説(1) | 
| 8 | 資料解読と発表(4)仮名草子 | 
| 9 | 資料解読と発表(5)浮世草子 | 
| 10 | 資料解読と発表(6)俳諧 | 
| 11 | 読解力の小テストと解説(2) | 
| 12 | 資料解読と発表(7)江戸戯作1 | 
| 13 | 資料解読と発表(8)江戸戯作2 | 
| 14 | 資料解読と発表(9)考証随筆 | 
| 15 | 読解力の小テストと解説(3) | 
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | プリントを配付する | 
| 参考書 | 高田竹山監修 『五體字類』 西東書房 2008年 第三版 児玉幸多編 『漢字くずし方辞典』 東京堂出版(旧版、近藤出版社) 1993年 児玉幸多編 『くずし字解読辞典 〈机上版〉』 東京堂出版(旧版、近藤出版社) 1993年 上記の書籍については、すべて古書店でも入手可能である(旧版でも利用上の支障はない)。その他の参考書については授業中に紹介する。  | 
              
| 成績評価の方法及び基準 | 平常点(40%)、授業内テスト(30%)、授業参画度(30%) | 
              
| オフィスアワー | 火・水・木の昼休み |