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科目名 平成28年度入学者 |
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科目名 平成27年度以前入学者 |
日本史特講3 | ||||
教員名 | 青木 学 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 史学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | 近代日本における「ジャズ」の定着過程 |
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授業のねらい・到達目標 | 外来の大衆音楽である「ジャズ」は戦前、戦後の日本の流行歌に多大な影響を及ぼした。こうした流行歌の変遷を経て、現代の日本のポピュラー・ミュージックが形成されてきたことをふまえると、その過程を辿る上で「ジャズ」は必要不可欠な音楽といえる。とりわけ、戦前の「ジャズ」を検討することは重要な課題であり、なぜ、ポピュラー・ミュージックに魅力を感じてしまうのか、それを解く鍵が戦前の「ジャズ」には隠されている。本講義では、「ジャズ」の流入から定着するまでの過程、さらには戦時下の展開についても考察することで、外来文化の社会におけるイメージの共有や、受容の在り方、流行の変遷を問い直す。それにより、歴史学の研究方法を習得することを目的としたい。 |
授業の方法 | プリントを配布して講義形式で行う。当時の状況に対する理解をより深めるため、音源や映像史料も適宜活用していく。各回とも出席確認も兼ねて出席票に感想、質問等を書いて提出してもらう。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 授業毎に翌週の授業の史料プリントを配布する予定なので事前に目を通しておくこと。授業内でテストも行う。本講義はあくまで歴史学の立場から「ジャズ」を扱うため、音楽学的な観点から「ジャズ」を扱うことは基本的にはしない。音楽だけではなく、社会や様々な文化に積極的に関心を持ち、書籍や映像等で知識を蓄えて欲しい。なお、授業計画は変更となる場合がある。 |
授業計画 | |
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1 | ガイダンス |
2 |
歴史学としての「ジャズ」研究 [準備]第1回目の授業で配布した史料プリントに目を通しておくこと。 |
3 |
社交ダンスと「ジャズ」 [準備]第2回目の授業で配布した史料プリントに目を通しておくこと。 |
4 |
「ジャズ」楽器の認識 [準備]第3回目の授業で配布した史料プリントに目を通しておくこと。 |
5 |
娯楽文化への影響(1)映画 [準備]第4回目の授業で配布した史料プリントに目を通しておくこと。 |
6 |
娯楽文化への影響(2)映画(『マダムと女房』鑑賞) [準備]第5回目の授業で配布した史料プリントに目を通しておくこと。 |
7 |
娯楽文化への影響(3)演劇 [準備]第6回目の授業で配布した史料プリントに目を通しておくこと。 |
8 |
娯楽文化への影響(4)新聞、小説、ラジオ [準備]第7回目の授業で配布した史料プリントに目を通しておくこと。 |
9 |
「ジャズ」の利用(1)寄席演芸における出囃子・演目 [準備]第8回目の授業で配布した史料プリントに目を通しておくこと。 |
10 |
「ジャズ」の利用(2)建築・絵画・広告 [準備]第9回目の授業で配布した史料プリントに目を通しておくこと。 |
11 |
その後の「ジャズ」の展開(1)1932~1940年 [準備]第10回目の授業で配布した史料プリントに目を通しておくこと。 |
12 |
その後の「ジャズ」の展開(2)1932~1940年(映画鑑賞) [準備]第11回目の授業で配布した史料プリントに目を通しておくこと。 |
13 |
その後の「ジャズ」の展開(3)1941~1945年 [準備]第12回目の授業で配布した史料プリントに目を通しておくこと。 |
14 | 授業内試験と解説 |
15 | まとめ |
その他 | |
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教科書 | なし。プリントを配布する。 |
参考書 | 授業中に適宜紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(50%)、平常点(50%) 平常点は、出席票で評価し、第14回の授業時に授業内試験を行う。 |
オフィスアワー | 授業終了後 |