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| 科目名 平成28年度入学者 | ****** | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 科目名 平成27年度以前入学者 | 日本語文法史 | ||||
| 教員名 | 川村 大 | ||||
| 単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 | 
| 科目群 | 国文学科 | ||||
| 学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 | ||
| 授業テーマ | 文法史概論 | 
|---|---|
| 授業のねらい・到達目標 | 日本語文法の変遷の概要に関する知識を得るとともに、古代語文法の知識によって現代語文法を相対化する知見を養う。 | 
| 授業の方法 | 講義形式で行う。主教材は配布プリント。参考文献は開講時及び授業中に随時指示する。 講義内容の理解を確認するために、2回程度の宿題を課すほか、14回目を理解度の確認に充てる。 | 
| 履修条件 | 受講希望者数が教室定員を超過した場合は人数調整を行なうので、必ず第1回目の授業に出席すること。 | 
| 事前学修・事後学修,授業計画コメント | 授業計画は2016年2月現在のものである。履修者の構成や理解度等を見て、適宜計画を変更する場合がある。 「日本語学入門1」で学ぶ日本語学の知識や、前期開講の「現代語文法概論」での講義内容をある程度前提とする。また、高校卒業程度の古文文法の知識がないと、ついていけない場合がある。 配布資料には事前に目を通しておくこと(具体的な範囲は、授業時に指定する)。授業後、川村の紹介する参考文献にあたるとさらに理解が深まる。また、講義内容の理解を確認するために、2回程度の宿題を課す予定である。 授業の進め方に関する詳しい説明を第1回目に行なう。またその際、出席者の構成等を確認する。履修を考えている学生は必ず出席すること。 | 
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 | 授業の進め方の説明、導入 | 
| 2 | 上代・中古の活用の体系 [予習] 配布プリントの該当箇所を読んでおくこと。 | 
| 3 | 終止形と連用形の合一(連体形終止文の一般化) [予習] 配布プリントの該当箇所を読んでおくこと。 | 
| 4 | 二段活用の一段化 [予習] 配布プリントの該当箇所を読んでおくこと。 | 
| 5 | 活用の変化をめぐる他の問題 [予習] 配布プリントの該当箇所を読んでおくこと。 | 
| 6 | 準体句とその衰退 [予習] 配布プリントの該当箇所を読んでおくこと。[復習]宿題1回目(予定) | 
| 7 | 係り結びとその衰退1――外形的「係り結び」の盛衰―― [予習] 配布プリントの該当箇所を読んでおくこと。 | 
| 8 | 係り結びとその衰退2――係り結びをめぐる諸説―― [予習] 配布プリントの該当箇所を読んでおくこと。 | 
| 9 | 述定組織の変遷1――古代語の述定組織―― [予習] 配布プリントの該当箇所を読んでおくこと。 | 
| 10 | 述定組織の変遷2――古代語の述定形式各論―― [予習] 配布プリントの該当箇所を読んでおくこと。 | 
| 11 | 述定組織の変遷3――現代語への推移―― [予習] 配布プリントの該当箇所を読んでおくこと。 | 
| 12 | 条件表現の変遷 [予習] 配布プリントの該当箇所を読んでおくこと。[復習]宿題2回目(予定) | 
| 13 | 感嘆文・希求文 [予習] 配布プリントの該当箇所を読んでおくこと。 | 
| 14 | 理解度の確認 | 
| 15 | 講評 敬語体系の変遷、授受表現の発達 [予習] 試験問題を見直すこと。配布プリントの該当箇所を読んでおくこと。 | 
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | 教科書の指定なし。配布プリントによって授業を進める。 | 
| 参考書 | 授業時に随時指定する。 | 
| 成績評価の方法及び基準 | 試験(80%)、平常点(10%)、授業内容について2回程度の宿題を課す。(10%) | 
| オフィスアワー | 授業後に質問を受ける。特に必要な場合は、メールによる質問を受け付ける。 | 
| 備考 | 前期の「日本語文法論(理論)」での講義内容をある程度前提とする。両方履修することで理解が一段と深まるので、「日本語文法論(理論)」とあわせて履修することを強く勧める。 |