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科目名 平成28年度入学者 |
日本語学基礎研究3 | ||||
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科目名 平成27年度以前入学者 |
日本語学基礎研究3 | ||||
教員名 | 荻野 綱男 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 国文学専攻 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | 中学校の文法教育再考 |
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授業のねらい・到達目標 | 中学生用の文法の副読本を用いて、中学生に教えられている「口語文法」を知るとともに、さまざまな立場から、その「文法」を検討する。中学校の国語の教師になる者は、学校文法(学習指導要領)の通りに教えることが求められるが、実際には、そこにはさまざまな問題がある。それを頭の隅に入れておくことは、日本語に関する妥当な文法記述を考える上でも参考になるであろう。受講者間で相互に議論する中で学校文法の問題点をお互いに指摘し合えることを目指したい。 |
授業の方法 | 毎週の担当者を決め、担当者が学校文法あるいはそれとは別の文法関連の先行研究などを読み、中学生用の文法副読本の記載を検討する。担当者はハンドアウトを適宜用意してくること。発表者以外の各受講者からの自由な意見も歓迎する。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 毎回の授業で扱う範囲は事前にわかっているので、事前学修としては、その部分を読み、何か問題点はないか、自分が中学生にこの内容を教えるとしたらどんなことに留意するか、自分なりにまとめておくことが望ましい。さらに、各種文法関連の本を読んで、知見を広げておくことも、大いに推奨される。たとえ、中学校で教えられる文法と違ったものであっても、「文法」である以上は関連性がゼロではないので、有意義な面があるものと信ずる。 事後学修としては、当日の授業の場で交わされた議論を整理し、今の中学校の文法の教え方のどこが問題なのか、そして、自分だったら中学生にどう教えるか、考えるようにしておくとよい。こういうことが積み重なって望ましい国語の教師になるのであろう。 |
授業計画 | |
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1 | イントロダクション |
2 | 1 言葉の単位~3 文の成分 |
3 | 4 主語・述語~7 接続語・独立語 |
4 | 8 並立・補助の関係~10 文の種類 |
5 | 11 自立語と付属語~13 体言と用言 |
6 | 14 動詞の性質と働き~16 動詞の活用の種類 |
7 | 17 自動詞・他動詞~20 形容詞 |
8 | 21 形容動詞~23 副詞 |
9 | 24 連体詞~26 感動詞 |
10 | 27 助詞の性質と働き・種類~29 格助詞 |
11 | 30 接続助詞~33 終助詞 |
12 | 34 助動詞の性質と働き・分類~36 「せる」「させる」 |
13 | 37 「う」「よう」「まい」~40 「た(だ)」/「だ」「です」「ます」 |
14 | 41~44 単語の区別 |
15 | 45~47 敬語の種類・丁寧語~謙譲語 |
その他 | |
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教科書 | 学研教育出版 『出るナビ 中学国文法』 学研教育出版 2012年 第1版 |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(20%)、レポート(80%) |
オフィスアワー | 水曜 16:20-17:50 |