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科目名 平成28年度入学者 |
東洋史特殊講義3 | ||||
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科目名 平成27年度以前入学者 |
東洋史特殊講義3 | ||||
教員名 | 須江 隆 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 史学専攻 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | 中国近世地域史料研究 |
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授業のねらい・到達目標 | 中国では宋代以降に、各地で地方志が大量に編纂されるようになるが、地方志とは、文字通り、地域の論理を如実に物語る史料で、地域史研究には不可欠なものである。そこでこの授業では、先ず「中国近世地域史料研究」というテーマを設定するに至った研究過程と地域史料の中でも特に地方志に注目する意義を簡潔に説明し、それらの史料性を概観するとともに、地方志研究に関する研究史整理を行う。次に地方志の編纂事情や史料としての活用の可能性を探るために、具体例として、現在の上海市付近に相当する地区で編纂された宋代以降の地方志に着目し、それらの各種序跋文を演習形式で読解していく。授業担当者の最新の研究に関わる講義と史料読解演習を通じて、漢文史料解析法と研究論文作成手法の習得を目指すことを目標とする。 |
授業の方法 | 授業全体の六割程度を演習形式でおこない、講義形式を併用する。 |
履修条件 | 漢文史料の読解にある程度習熟していることが望ましい。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 地方志序跋文の読解演習をおこなうので、事前学修として、そのための辞書類の準備や漢文史料訓読に要する基礎的知識の習得をしておくこと。また授業計画の各回に記した準備学修を済ませて、毎回の授業に臨むこと。事後学修としては、読解演習で用いたテキストの完全版の訳注稿作成に向けた作業を段階的に進めること。 |
授業計画 | |
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1 | 授業ガイダンス |
2 |
中国近世地域史料研究の視点 [準備]前回の授業で配布したプリントに一通り目を通してくること。 |
3 |
地方志の史料性 [準備]前回の授業で配布したプリントに一通り目を通してくること。 |
4 |
宋代地域史料研究の現状と課題 [準備]前回の授業で配布したプリントに一通り目を通してくること。 |
5 |
地方志序跋文読解演習に向けて [準備]前回の授業で配布したプリントに一通り目を通してくること。 |
6 |
地方志序跋文読解演習Ⅰ [準備]第5回の授業で配布した地方志序跋文読解演習用テキストを予習してくること。 |
7 |
地方志序跋文読解演習Ⅱ [準備]第5回の授業で配布した地方志序跋文読解演習用テキストを予習してくること。 |
8 |
地方志序跋文読解演習Ⅲ [準備]第5回の授業で配布した地方志序跋文読解演習用テキストを予習してくること。 |
9 |
地方志序跋文読解演習Ⅳ [準備]第5回の授業で配布した地方志序跋文読解演習用テキストを予習してくること。 |
10 |
地方志序跋文読解演習Ⅴ [準備]第5回の授業で配布した地方志序跋文読解演習用テキストを予習してくること。 |
11 |
地方志序跋文読解演習Ⅵ [準備]第5回の授業で配布した地方志序跋文読解演習用テキストを予習してくること。 |
12 |
地方志序跋文読解演習Ⅶ [準備]第5回の授業で配布した地方志序跋文読解演習用テキストを予習してくること。 |
13 |
地方志序跋文読解演習Ⅷ [準備]第5回の授業で配布した地方志序跋文読解演習用テキストを予習してくること。 |
14 |
課題学習-訳注稿の作成- [準備]完全版の訳注稿作成に向けた作業を進めること。 |
15 |
授業の総括と課題の提出 [準備]提出用の完全版の訳注稿を用意しておくこと。 |
その他 | |
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教科書 | 授業時にプリント(参考資料)及び地方志序跋文読解演習用のテキストを配布する。 |
参考書 | 参考書、辞書・工具書類等については、授業中に随時紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(40%)、レポート(50%)、授業参画度(10%) |
オフィスアワー | 本授業時間の前後のみ、本館2階の講師室にて可。また、授業内でE-mailアドレスを伝えるので、そちらに連絡して下さい。 |