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科目名 平成28年度入学者 |
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科目名 平成27年度以前入学者 |
哲学特殊講義3 | ||||
教員名 | 三平 正明 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 哲学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | 論理形式の分析 |
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授業のねらい・到達目標 | 論理をめぐっては、興味深い問題がいろいろあります。例えば、 結論が前提から「必ず」出てくるというときの、論理の「必ず」は、他の種類の「必ず」とどこが違うのか、また、その違いは何に由来するのか、などなど。こうした問題に関心をもってもらうために、この授業では、日本語や英語の文の論理形式を分析していきます。そして、妥当性、真理関数、条件法、量化、必然性といった重要な概念の理解を深めるとともに、そこに見出される哲学的問題を少しずつ考えていきます。それによって、論理の哲学の入門を果たすことが、この授業の目標です。 |
授業の方法 | 半分講義、半分演習になります。セインズブリー『論理形式:哲学的論理学入門』をもとにして、プリントや資料を配布します。その内容を解説した後、プリントに付された問題を解いたり、考えたりします。 |
履修条件 | なし |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 授業終了時に出される小課題を解いて、次回の授業時に提出してください。 予定している項目をすべて終えることよりも、個々の項目の理解を大切にして、授業をゆっくりと進めます。(終わらなかった項目は、「哲学特殊講義4」で扱うつもりです。) |
授業計画 | |
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1 | 命題論理の言語1:記号の導入 |
2 |
命題論理の言語2:意味論 [準備]プリントの「命題論理の言語」の部分を読んでおくこと |
3 |
述語論理の言語1:文の内部構造 [準備]プリントの「命題論理の言語」の部分を読んでおくこと |
4 |
述語論理の言語2:量化子 [準備]プリントの「述語論理の言語」の部分を読んでおくこと |
5 |
述語論理の言語3:多重量化 [準備]プリントの「述語論理の言語」の部分を読んでおくこと |
6 |
解釈と妥当性1:導入 [準備]プリントの「解釈と妥当性」の部分を読んでおくこと |
7 |
解釈と妥当性2:モデル [準備]プリントの「解釈と妥当性」の部分を読んでおくこと |
8 |
全称量化と存在量化をめぐる問題 [準備]プリントの「量化をめぐる問題」の部分を読んでおくこと |
9 |
同一性 [準備]プリントの「同一性」の部分を読んでおくこと |
10 |
名前と記述 [準備]プリントの「名前と記述」の部分を読んでおくこと |
11 |
数形容詞1:基数詞と序数詞 [準備]プリントの「数形容詞」の部分を読んでおくこと |
12 |
数形容詞2:「少なくとも」、「たかだか」、「ちょうど」 [準備]プリントの「数形容詞」の部分を読んでおくこと |
13 |
存在仮定の問題 [準備]プリントの「存在仮定」の部分を読んでおくこと |
14 | 課題学習 |
15 | 授業内試験と解説 |
その他 | |
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教科書 | なし。プリントや資料を配布します。 |
参考書 | Logical Forms : An Introduction to Philosophical Logic, Blackwell, 2001, 2 edition 飯田隆 『言語哲学大全1 論理と言語』 勁草書房 1987年 戸田山和久 『論理学をつくる』 名古屋大学出版会 2000年 |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(30%)、授業内テスト(50%)、授業参画度(20%) |
オフィスアワー | 授業終了時。または、sanpei★chs.nihon-u.ac.jpに(★を@に変換して)メールしてください。火、木、金にもらえれば早く対応できます。 |