地理情報科学特別講義

授業テーマ	市区町村よりも小さなスケールの地域統計のことを小地域統計といいます．この授業では国勢調査をはじめとした，日本の主要な統計に関して，どのような小地域統計があるのかを説明し，GISを用いて，こうした統計を用いることでどのようなことができるのか，そしてこうした統計データを利用する際にはどのような点に注意すればよいのかを説明し，実習していきます．
授業のねらい・到達目標	GISを用いた,小地域統計の適切な利活用方法の習得
授業の方法	教員による説明の後にGISを用いて実習を行います
事前学修・事後学修，授業計画コメント	ArcGISの基礎的な使い方を習得していることを前提とします

授業計画
1	ガイダンス
2	国勢調査における小地域統計の体系
3	町丁字別集計
4	基本単位区・調査区別集計
5	総務省統計図書館での実習（1）
6	総務省統計図書館での実習（2）
7	基本単位区・調査区別集計のGISでの利用方法（1）：調査区地図から区域データを作成する
8	基本単位区・調査区別集計のGISでの利用方法（2）：区域データに属性情報を与え，統計データと結合する
9	基本単位区・調査区別集計のGISでの利用方法（3）：小地域統計を用いた主題図
10	農業センサスと農村集落カード
11	農業集落データと基本単位区・町丁字別データの補完的利用
12	異なった年次間の小地域統計を用いた経年比較分析
13	国土数値情報
14	最終成果物の作成と支援
15	最終成果物のプレゼンテーション

その他
成績評価の方法及び基準	平常点(50%)、授業参画度(50%)
オフィスアワー	担当教員は学外の非常勤講師のため，授業の前後に直接聞いてください．