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科目名 平成28年度入学者 |
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科目名 平成27年度以前入学者 |
卒業論文 | ||||
教員名 | 野呂 有子 | ||||
単位数 | 8 | 学年 | 4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 英文学科 | ||||
学期 | 通年 | 履修区分 | 必修 |
授業テーマ | 卒業論文執筆の指導と実践。学生が毎回の授業で、ある一定の作業結果を出し、それを積み重ねていくことによって、卒業論文全体のおよそ三分の二は授業内で作成することができるような指導と実践がテーマである。 |
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授業のねらい・到達目標 | 最終的には、25枚程度(40字×32行)の卒業論文を執筆・完成させることが目的である。完成原稿は、表紙と目次を完成させ、論文を執筆する際の方法、述べ方などについても明確に説明する必要がある。さらに、結論を執筆し、英語によるsynopsis(4~5枚程度)を作成しなくてはいけない。これらすべてを卒論提出日までに完成させることが目標である。 |
授業の方法 | 毎週、授業日に全員がメデイアルームに集合して、PCを使用して論文の作成を行う。学生はその日の作業結果を教師のPCに送付する。教師は学生の作業結果をもとにしながら、文章の添削、引用の仕方、引用前後の文章の書き方、論のまとめ方、引用文献の書き方、参考文献の書き方を具体的に学生全員に提示しながら説明を行う。あらかじめ、学生には自分の作業結果が他の学生の目に触れることの了解を得ておく。さらに、他の学生の作業結果を自分の論文に採用する場合は、本人の許可を得ること、さらに注で情報の出典を明記することを了解事項としておく。 |
履修条件 | 三年次秋の卒業論文指導クラスの振り分けを経て、野呂のクラスに割り当てられた者のみが履修可能である。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 毎回の授業で卒業論文を執筆する際に重要な事項を指導、実践していくので、毎回の課題に合うように、前もって自分の扱う作品をもとに課題の準備をしておくこと。 授業終了後は、必ず、授業で指導され、実践したことを次の授業までに完成させておくこと。 |
授業計画 | |
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1 | 卒業論文を執筆する際の、問題点の探し方と掘り下げ方について説明し、学生各自がそれにそって問題点を探し、掘り下げる練習を行う。 |
2 | 第1回目の成果をさらに発展させて、問題点の探し方と掘り下げ方についてさらに、簡単な文章を作成する。 |
3 | 第2回目の作業成果を教師が分析し、さらに深く問題点を掘り下げていく。第二回目に作成した文章をさらに発展させる。 |
4 | ある一定の問題点が浮き彫りになり、掘り下げ方の見通しがついたところで、先行研究についてどのように探したらよいか、大学図書館のOPACなどを使って資料を収集する方法について指導する。 |
5 | 第4回目の作業結果を踏まえて、収集した資料を学生がどのように自分の論に組み込んでいったら良いかを指導し、学生はそれを実践する。 |
6 | 第5回目で扱わなかった別の資料を学生がどのように自分の論に組み込んでいったら良いかを指導し、学生はそれを実践する。 |
7 | 第6回目で扱わなかった別の資料をが学生がどのように自分の論に組み込んでいったら良いかを指導し、学生はそれを実践する。 |
8 | 今までの作業結果をまとめて、クラス全体の前でクラスの半数の学生が自分の卒業論文の大枠について簡単に説明する。それについて、他の学生から質問を受け、それに応答する。その上で指導教師がコメントを行う。 |
9 | 第8回目で発表を行わなかった残りの半数の学生が今までの作業結果をまとめて、クラス全体の前で自分の卒業論文の大枠について簡単に説明する。それについて、他の学生から質問を受け、それに応答する。その上で指導教師がコメントを行う。 |
10 | 第9回目までの作業成果をもとに、複数の問題点について、さらに考察と分析を重ねる。ここでは、英語論文の書き方に従って、最初に問題点を提示し、それを具体的な考察と分析によって証明していく作業について提示する。学生はそれに従って自分でも書くことを行う。 |
11 | 第10回目に引き続き、これまでの作業成果をもとに、複数の問題点について、さらに考察と分析を重ねる。ここでは、英語論文の書き方に従って、最初に問題点を提示し、それを具体的な考察と分析によって証明していく作業について提示する。学生はそれに従って自分でも書くことを行う。 |
12 | 第11回目に引き続き、これまでの作業成果をもとに、複数の問題点について、さらに考察と分析を重ねる。ここでは、英語論文の書き方に従って、最初に問題点を提示し、それを具体的な考察と分析によって証明していく作業について提示する。学生はそれに従って自分でも書くことを行う。 |
13 | これまでの作業結果をもとにして、論文の一章分を書いて教師に提出する。 |
14 | 教師は第13回目で提出された学生の半数の論文について、具体的に良い点、修正すべき点を示して、コメントを行う。 |
15 | 教師は第13回目で提出された学生の残り半数の論文について、具体的に良い点、修正すべき点を示して、コメントを行う。夏休み中に、教師の指示に従って論文の一章分を完成させて、後期の第一回目に提出するよう課題を出す。 |
16 | 第15回目の課題の成果を学生の三分の一がクラス全員の前で発表する。他の学生からの質問やコメントに対して、発表学生は応答を行い、最後に教師がコメントを行う。 |
17 | 第15回目の課題の成果を学生の三分の一がクラス全員の前で発表する。他の学生からの質問やコメントに対して、発表学生は応答を行い、最後に教師がコメントを行う。 |
18 | 第15回目の課題の成果を学生の残り三分の一がクラス全員の前で発表する。他の学生からの質問やコメントに対して、発表学生は応答を行い、最後に教師がコメントを行う。 |
19 | 学生は今までの作業成果を踏まえて、論文の第二章執筆に取りかかる。途中経過を文書の形で担当教師に提出する。 |
20 | 第19回の提出結果に教師がコメントを添えて返却する。学生はその指示に従って、さらに問題点を考察・分析する。当日の作業内容は必ず、授業の終わりまでに教師に提出する。 |
21 | 第20回目に引き続き、学生は教師の指示に従って、さらに問題点を考察・分析する。当日の作業内容は必ず、授業の終わりまでに教師に提出する。 |
22 | 論文で扱う文献(英語原典)から引用して論を組み立てていく際の具体的な方法を教師が指導する。学生はそれに従って引用の含まれた文書を作成し、授業終了までに教師に提出する。 |
23 | 第22回で提出された、学生の作業成果をもとに教師が添削、コメントを行い、それを皆に開示する。学生から質問があればそれに応答する。 |
24 | 論文で扱う文献(日本語による先行研究)に言及して論を組み立てていく際の具体的な方法を教師が指導する。学生はそれに従って引用の含まれた文書を作成し、授業終了までに教師に提出する。 |
25 | 第24回で提出された、学生の作業成果をもとに教師が添削、コメントを行い、それを皆に開示する。学生から質問があればそれに応答する。 |
26 | 教師が英語によるsynopsisの書き方を見本を提示して説明する。学生はそれに応じて、自分の論文のsynopsisを書いて授業終了時までに教師に提出する。 |
27 | 第26回の作業結果を踏まえて、教師が修正、コメントを加えた結果を学生に返却する。学生はそれに従って、再度、synopsisを書いて授業終了時までに教師に提出する。 |
28 | 休み前の最終授業となるが、この時までに各自、論文を最低20枚分書き終えて、指導教師まで提出するよう指導する。不足の学生、また、論文の問題点については休み中に各学生にメール等の通信方法で指導を行う。 |
29 | 提出された卒業論文について、教師が良い点、修正すべき点、さらに発展する可能性のある点などについて、クラスの半数分についてコメントする。 |
30 | 提出された卒業論文について、教師が良い点、修正すべき点、さらに発展する可能性のある点などについて、クラスの残り半数分についてコメントする。 |
その他 | |
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教科書 | 教師が必要に応じて指示する。 また、自分が卒業論文の研究対象とする図書は各自で必ず購入すること。 |
参考書 | 教師が必要に応じて指示する。 ただし、各自が卒論執筆に必要と考える図書は必ず自分で購入するか、図書館から借りるなど自主的に行うこと。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(25%)、授業参画度(25%)、卒業論文の内容(50%) 毎回の授業に必ず出席した者が、当然のことながら良い卒業論文を執筆する。出席が怠りがちな者の卒業論文は様々な点で不備が多い。よって、毎回の授業で行う 作業をきちんとこなしているかどうかを評価の重要な指標とする。 |
オフィスアワー | 毎週水曜日昼休みに野呂研究室において |