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科目名 平成28年度入学者 |
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科目名 平成27年度以前入学者 |
西洋史特講6 | ||||
教員名 | 島川 雅史 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 史学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | アメリカ史・日米関係史 |
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授業のねらい・到達目標 | 本年はアメリカ大統領選挙の年であり、その結果はアメリカのみならず、日本や世界に大きく影響する。本講義では、まず前期に扱った日米関係の戦後史をふまえて、2国間関係の基礎である日米安全保障体制を確認する。そして、日本占領期に「戦後改革」の手本となった「アメリカ民主主義」の成り立ち、大統領制・連邦憲法体制の起源と意図について考察する。 それから、植民地時代から現代にいたるアメリカ史像の捉え方について検討する。それぞれの時代の歴史像について、時代の性格・価値意識を表す思想史として読み取ることを通して、アメリカ史の流れを概観する。黒人・インディアン史などマイノリティの歴史にも触れてみたい。また、近現代の日米関係についても並行的に考察する。 本年の大統領選挙をはじめ、現在のアメリカの諸問題についても、随時扱っていきたい。 |
授業の方法 | 講義形式を基本とするが、履修者の人数によってはセミナー形式なども取り入れる。 |
履修条件 | 西洋史特講5と継続して履修することが望ましい。大統領選挙をはじめ、現在のアメリカの時事問題についてもフォローすることが必要である。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 定期試験の他に、授業期間中にテキストの一部を指定してレポートの提出を求める。 |
授業計画 | |
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1 | ガイダンス・イントロダクション |
2 | インターネットを活用する歴史研究法 |
3 | 大統領選挙と連邦憲法体制 |
4 | 日米関係史(1)黒船から戦争と占領へ |
5 | 日米関係史(2)戦後史と日米同盟 |
6 | 自由と民主主義の歴史像(1)ピューリタニズムの歴史意識 |
7 | 自由と民主主義の歴史像(2)WASP史観 |
8 | 西方への「膨張」と「マニフェスト・デスティニー」の論理 |
9 | 革新主義の歴史像-ターナーと「フロンティア理論」 |
10 | 革新主義の歴史像-「フロンティア理論」とインディアン史 |
11 | 革新主義の歴史像-ビア-ドと連邦憲法体制 |
12 | 戦後リベラル史学の歴史像と冷戦の開始 |
13 | ニューレフト史学の歴史像-ベトナム戦争 |
14 | ニューレフト史学の歴史像-「対抗文化」の思想 |
15 | アフガニスタン・イラク戦争と「対抗文化」ふたたび |
その他 | |
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教科書 | 有賀貞・大下尚一編 『『概説アメリカ史(新版)』』 有斐閣 1990年 島川雅史 『『アメリカの戦争と日米安保体制(第3版)』』 社会評論社 2011年 第3版 |
参考書 | 参考文献等は、授業の展開の中で随時指示する。 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(70%)、平常点(30%) 授業期間中の課題レポート等を含め平常点分30%。レポートでは、講義の中で触れた論点をふまえて論述することが必要である。 |
オフィスアワー | 授業終了時 |