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科目名 平成28年度入学者 |
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科目名 平成27年度以前入学者 |
情報科学研究2 | ||||
教員名 | 斎藤 明 | ||||
単位数 | 4 | 学年 | 4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 情報科学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業テーマ | 卒業研究と研究発表 |
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授業のねらい・到達目標 | 「情報システム解析研究1」の内容を引き継いで、本格的に卒業研究を進める。「情報システム解析研究1」で定めたテーマについて研究を進めることにより、自らの力で発見する、あるいはアルゴリズムを構築することの喜びを知ることを目標とする。また研究発表会を通して、定められた時間で自分の研究内容を伝えるための技術を磨く。 |
授業の方法 | 理論的なテーマを選んだ受講者は、新たな理論的な成果を挙げることを目指す。アルゴリズム的なテーマを選んだ受講者は、新しいアルゴリズムの開発とその実装、あるいは実験とデータ収集を行う。また他の研究室との合同研究発表会を行うことを目指して、発表練習を行う。 |
履修条件 | 本科目には履修条件がある。詳細は学部要覧の情報システム解析学科のページに記載されているので、参照すること。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 事前学修・事後学修:研究という作業の性格上、この段階では事前学修、事後学修というべきものはない。ゼミは教官と議論を進め、他の参加者に発表する場であり、ゼミ以外の時間に議論・発表する内容を作り出す。受け身で学修するのではなく、自らが学問に寄与する気概を持って研究を進めること。 授業計画コメント:この段階での研究計画は受講者1人1人で全く異なるはずである。下記の計画はあくまで1つのモデルプランと考えよう。 |
授業計画 | |
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1 |
卒業研究進度報告(1)。できるだけ多くの着想を挙げて、教官と可能性を探る。 [準備] 成功するかどうかはきにせず、自分が設定した問題にできるだけ多くのアイデアを思いつくこと。 |
2 |
卒業研究進度報告(2)。着想の絞り込みを行い、解決に向けた糸口を探る。 [準備] 自分が考えたアイデアを1つ1つ吟味しておこう。 |
3 |
卒業研究進度報告(3)。理論的な研究でもプログラム開発でも、厳密な論理の枠組みの中で行うことに変わりはない。この後数回をかけて、解決に向け論理を積み上げていく。 [準備] ここまで進めてきた研究に論理的な穴はないか、常に吟味をしておくこと。 |
4 |
卒業研究進度報告(4)。引き続き解決にくけて論理構築を行う。プログラム開発を行う場合には、論理を仕様の形にまとめる。 [準備] 引き続き論理に欠陥はないか検証を進める。特に落とし穴は「簡単だ」と思ったところに潜んでいることが多いので注意すること。 |
5 |
卒業研究進度報告(5)。引き続き、論理構築を進める。ここまでで最終的な解決に目処を立てておくと、後の展開が楽である。 [準備] この後から証明、プログラム構築、実験などが始まる。ここまで論理の大きな欠陥がないか十分検討する。 |
6 |
卒業研究進度報告(6)。前回までに立てた筋道に従って、定理の証明の作成、プログラム作成に入る。 [準備] この後論理の大きな欠陥を発見すると対応が難しくなる。今一度全体構想のチェックを行う。 |
7 |
卒業研究進度報告(7)。引き続き証明の構築、プログラム作成と計算機実験を行う。 [準備] この段階ではいろいろと細かい修正や吟味が入る。それらを1つ1つ処理していく。 |
8 |
卒業研究進度報告(8)。証明、プログラム作成や計算機実験の仕上げを行う。 [準備] 引き続き細かい修正や吟味を行う。 |
9 |
卒業研究進度報告(9)。これまでの研究を今一度見直す。研究にはやり残したことが出てくる。今後の課題としてそれらをまとめる。 [準備] 自分の研究結果を見直し、今後の課題として後の人に託す内容をまとめておく。 |
10 |
発表会用原稿の作成指導(1)。研究発表会に向け、スライドを作成する。 [準備] スライド作成ソフトの使い方を学修しておくこと。 |
11 |
発表会用原稿の作成指導(2)。作成したスライドの修正を行う。 [準備] 効果的なプレゼンテーションとなるためのスライドの工夫を考えておく。 |
12 |
発表練習(1)。発表時間とスライドの内容を検討し、定められた時間内に発表をまとめられるようにする。 [準備] この段階ではスライドを大きく修正する可能性があるので、口頭発表練習よりもスライドの修正に力を入れる。 |
13 |
発表練習(2)。口頭発表の練習を繰り返し、また質問応答の技術を学ぶ。 [準備] この段階でスライドはほぼ固定されるので、口頭発表練習を繰り返す。 |
14 |
発表練習(3)。口頭発表練習の仕上げ。細かいエラーなどをチェックする。 [準備] 口頭発表練習を繰り返す。練習する回数に応じて上達するので、できるだけ数多く練習すること。 |
15 |
卒業研究発表会。1年間の研究を他研究室の学生や教官を含めた聴衆の前で発表する。 [準備] ここまでしっかりと研究と練習を進めた人には、特別な準備はない。発表会で自信を持って発表しよう。 |
その他 | |
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教科書 | なし。 |
参考書 | なし。 |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(100%) |
オフィスアワー | 毎週金曜日の 12:10~13:00 をオフィスアワーとする。可能であれば電子メールにてアポイントを取ること。電子メールアドレスは授業初回に伝える。アポイントを取らずに来室することも可 |