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科目名平成28年度入学者	＊＊＊＊＊＊＊＊
科目名平成27年度以前入学者	宗教学特殊講義１
教員名	小林　紀由
単位数	2	学年	2～4	開講区分	文理学部
科目群	哲学科
学期	前期	履修区分	選択必修

授業テーマ	宗教文化の異種混淆性をめぐって
授業のねらい・到達目標	すべての宗教は異種混淆的であるが、とりわけ近代は植民地支配等による西欧文化の世界化の下で諸宗教文化が急速に異種混淆化していった。この講座においては特に日本において観察される宗教文化の異種混淆性を通して近代（特に日本の近代）の特徴を考え、そのことを通してわれわれの近い過去の形成過程に関する理解を得ることを目標とする。
授業の方法	基本的に講義によるが、必要に応じて小課題を課す。
履修条件	なし
事前学修・事後学修，授業計画コメント	配布するプリント等資料の該当部分に事前に目を通しておくこと。

授業計画
1	授業のねらいと概要　[準備]シラバスのこのページを読んでおくこと。
2	植民地支配と文化触変　[準備]配布資料A89-90ページを読んでおくこと。
3	バーバによる異種混淆性論　抵抗のしるし　[準備]配布資料A90-92ページを読んでおくこと。
4	バーバ異種混淆性論に対する批判　[準備]配布資料A92-93ページを読んでおくこと。
5	文化をどう観るか　[準備]配布資料B4-7、A96-97ページを読んでおくこと。
6	日本の西欧化過程と宗教の変容　[準備]配布資料C9-10ページを読んでおくこと。
7	近代日本の宗教概念と伝統なるもの　[準備]配布資料C10-12ページを読んでおくこと。
8	異種混淆の相互性　[準備]配布資料A94-97を読んでおくこと。
9	暴力の歴史の隠蔽　[準備]配布資料A97-98ページを読んでおくこと。
10	近代沖縄文化と異種混淆　[準備]配布資料A98-100を読んでおくこと。
11	商品化される文化と異種混淆　[準備]配布資料D46-48ページを読んでおくこと。
12	商品化される沖縄文化と異種混淆　[準備]配布資料49-56ページを読んでおくこと。
13	もう一度抵抗ということ　[準備]配布資料A90-92ページを再読しておくこと。
14	授業の主題、意義等の検討　[準備]授業全体を復習してレポート作成にそなえること。
15	授業総括　[準備]レポートを読み直しておくこと。

その他
教科書	なし（自作資料を用いる）
参考書	授業中に指示する。
成績評価の方法及び基準	平常点(20%)、レポート(80%)
オフィスアワー	哲学科小林研究室　月曜・火曜・木曜（時間は授業時に指示する）