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科目名
平成28年度入学者
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科目名
平成27年度以前入学者
国語科教育法II
教員名 永吉 寛行
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 コース科目
学期 前期 履修区分 選択
授業テーマ 高等学校「国語総合(一部「現代文」「古典」も含む)」の実践的な指導計画作成及び授業研究
授業のねらい・到達目標 単元始動計画(学習指導案)作りを通して評価規準の立て方や観点別評価の方法を理解する。また、高等学校向けの授業を生徒役として体験することで、思考力・判断力・表現力を伸ばすための言語活動等について理解を深める。
授業の方法 前半の回では、単元指導計画(学習指導案)の作成実習を軸として、より実践的な国語科授業法を学ぶ。後半の回では、毎回講師作成の授業実践例(学習指導案)を配付した上で、高等学校1年生の授業を想定した模擬授業を講師が行うので、「生徒の立場」で国語の授業に必要なことを探求する。その後、学習指導案を参照しながら、その回の授業のポイントを解説する。毎回の講義の最後には、「感想レポート」を提出してもらう。
履修条件 国文学科の学生とそれ以外の学科の学生と分け、授業時間の指定を行う。詳細は時間割で確認の上、受講すること。原則として指定以外の時間は、受講不可とする。
国文学科以外の学科の学生はこの講義を履修できないので、もう一方の国語科教育法Ⅱを履修すること。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 模擬授業では学生には「生徒役」になってもらい、思考力・判断力・表現力を伸ばすための言語活動に参加することになるので、その意識で授業に参加して欲しい。必ず次の回の教材を指示するので、予習をしてくること。
授業計画
1 ガイダンス「『よい授業』とは何か」
2 現在の国語科に求められている「授業デザイン」
3 学習指導案作成実習①「単元の設定」
4 学習指導案作成実習②「単元目標及び評価規準の立て方」
5 学習指導案作成実習③「教材研究のポイント」
6 学習指導案作成実習④「指導と評価の計画の立て方」
7 学習指導案作成実習⑤「言語活動の設定について」
8 授業実践例の紹介と実体験1(評論教材『水の東西』)
9 授業実践例の紹介と実体験2(小説教材『羅生門』)
10 授業実践例の紹介と実体験3(古文入門『伊勢物語』)
11 授業実践例の紹介と実体験4(古文散文教材『徒然草』)
12 授業実践例の紹介と実体験5(古典和歌教材『古今和歌集』)
13 授業実践例の紹介と実体験6(漢文教材『論語』)
14 評価問題の作成演習
15 全体の振り返りとなる授業内試験
その他
教科書 三角洋一ほか 『精選国語総合』 東京書籍 2013年
文部科学省 『高等学校学習指導要領解説 国語編』 教育出版 2010年
参考書 なし
成績評価の方法及び基準 平常点(20%)、レポート(10%)、授業内テスト(50%)、授業参画度(20%)
授業内試験、出席状況を重視して評価を付けます。期間途中でレポートの提出が1回あります。
オフィスアワー 授業内で配付する「感想シート」に記入・提出してください。回答は次回授業時とします。

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