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科目名 平成28年度入学者 |
考古学特殊研究5 | ||||
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科目名 平成27年度以前入学者 |
考古学特殊研究5 | ||||
教員名 | 鈴木 保彦 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 史学専攻 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | 講義の主題は縄文時代の文化研究であるが、特にこの授業では型式論と学史を主要なテーマとする。 |
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授業のねらい・到達目標 | 最初に考古学の目的・方法として「型式論」にかかる代表的な論文を取り上げ、これについて学習し理解を深める。次に「縄文時代文化研究総論」及び「縄文時代集落研究の学史と争点」としてこれらの研究史概観し、縄文時代文化研究の今日的課題について考える能力を養う。 |
授業の方法 | 考古学の目的・方法としては、横山浩一等の型式論を取り上げる。次に明治初年から今日に至るまでの縄文時代文化研究の学史について講義する。授業では主要な論文のコピーを配布し、講読しながらそれらの問題点、学ぶべき点、学史的意義などについて解説し、今後の研究の方向性を考える。下記の授業計画には、テキストとする主要論文をあげておく。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 個々の研究論文のコピーについては、すべて事前に配布するので本文を熟読するとともに引用・参考文献等関係文献についても目を通しておくこと。 |
授業計画 | |
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1 |
1.考古学の目的・方法 横山浩一 1985「型式論」『日本考古学』1研究の方法 岩波書店 |
2 | 鈴木公雄 1981「特論 型式・様式」『縄文土器大成』4 晩期 講談社 |
3 |
佐原 眞 1981「遺物変遷の順を追う-型式学的方法の原理-」『古代史発掘』5 講談社 佐原 眞 1981「一括遺物」『古代史発掘』5 講談社 |
4 |
山内清男 1932「日本遠古の文化」『ドルメン』第1巻第4号 岡書院 山内清男 1937「縄紋土器型式の細別と大別」『先史考古学』第1巻第1号 |
5 |
小林行雄 1959「形式・型式」『図解 考古学辞典』創元新社 小林行雄 1959「形式学的研究法」『図解 考古学辞典』創元新社 |
6 |
小林達雄 1977「縄文土器の世界 型式、様式、形式」『縄文土器』日本原始美術大系1 講談社 小林達雄 1989「縄文土器の様式と型式・形式」『縄文土器大観』4 後期 晩期 続縄文 小学館 |
7 | 岡本 勇 1998「尖底土器の終焉(補注 型式群とは)」『縄文と弥生』未来社 |
8 |
2.縄文時代文化研究総論 鈴木保彦 1999 「縄文時代文化研究の100年」『縄文時代』 第10号 縄文時代文化研究会 モースによる大森貝塚の発掘からコロボックル論争まで |
9 |
〃 考古學會の設立から加曽利貝塚の層位的発掘まで |
10 |
〃 山内清男による一連の貝塚調査とその成果から八幡一郎による石器研究まで |
11 |
〃 大山柏による史前研究会の設立から日本考古学講座の刊行まで |
12 |
〃 草創期遺跡の発掘とその研究から製塩土器の発見まで |
13 |
3.縄文時代集落研究の学史と争点 鈴木保彦 2009「総説」『集落の変遷と地域性』(縄文集落の地域性Ⅰ)雄山閣 |
14 | 谷口康浩 1998「縄文時代集落論の争点」『國學院大學考古学資料館紀要』第14輯 |
15 | 谷口康浩 1999「集落・領域研究」『縄文時代』10号 |
その他 | |
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成績評価の方法及び基準 | レポート(70%)、授業参画度(30%) |
オフィスアワー | 授業終了時、あるいは授業内にE-Mailアドレスを伝えるので適宜連絡のこと。 |