基礎線形代数１

授業テーマ	行列と行列式
授業のねらい・到達目標	行列と行列式について学び，それらに関連する値を計算できるようになる．また，関連する諸事実を証明できるようになる．
授業の方法	原則として講義90分（前半）と演習90分（後半）により行う．週によって，演習の時間が90分より少ない，講義と演習が前後する等の可能性がある．
事前学修・事後学修，授業計画コメント	前回の授業内容を復習して，理解が不十分な箇所が無いようにしておくこと．また，教科書の次回の授業範囲分を確認して，必要な予備知識に不足があれば補っておくこと．

授業計画
1	行列の定義と演算 [準備] 教科書の§2.2を読んでおくこと．
2	正則行列 [準備] 教科書の§2.3.1を読んでおくこと．
3	逆行列の計算 [準備] 教科書の§2.3.2を読んでおくこと．
4	行列の転置と共役 [準備] 教科書の§2.4を読んでおくこと．
5	行列の分割 [準備] 教科書の§2.5を読んでおくこと．
6	行列と線形写像 [準備] 教科書の§2.6を読んでおくこと．
7	理解度の確認（１）行列 [準備] 教科書の第2章を理解しておくこと．
8	行列式の定義 [準備] 教科書の§3.1.1を読んでおくこと．
9	行列式の性質 [準備] 教科書の§3.1.2を読んでおくこと．
10	行列式の展開 [準備] 教科書の§3.2を読んでおくこと．
11	行列式の積 [準備] 教科書の§3.3を読んでおくこと．
12	行列式の幾何学的意味 [準備] 教科書の§3.4を読んでおくこと．
13	理解度の確認（２）行列式 [準備] 教科書の第3章を理解しておくこと．
14	総合演習 [準備] 教科書の第2〜3章を理解しておくこと．
15	総括と補足 [準備] 教科書の第2〜3章を理解しておくこと．

その他
教科書	『線形代数学講義改訂版（対馬龍司）』共立出版 2014年
参考書	なし
成績評価の方法及び基準	試験(75%)、授業参画度(25%) 出席状況が著しく悪い者は評価対象外とすることがある．
オフィスアワー	授業終了後，授業を行った教室にて20分間．
備考	授業中の私語は厳禁である．繰り返しの注意にも関わらず私語を止めない場合は，他の受講生に対する迷惑行為とみなし，その者の授業参画度の評価を減点すると共に，退室を命じることがある．