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科目名 平成28年度入学者 |
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科目名 平成27年度以前入学者 |
環境変動学1 | ||||
教員名 | 遠藤 邦彦 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3・4 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 地球科学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | 過去から未来へ、地球環境変化を解く |
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授業のねらい・到達目標 | 第四紀は260万年前から現在に至る最新地質時代であり、過去、現在、未来を結ぶ重要な時代である。環境変動のメカニズムと、将来の地球環境の予測は、第四紀を通しての地球環境史の理解なくして語れない。その主な研究法と環境変動の周期性、環境変動の速さ、第四紀の地層からなる平野の形成と地盤災害,当面する地球温暖化問題について述べる。 地形や堆積物の年代を決めるテフロクロノロジーの方法は第四紀研究の基礎となる。海底コアや氷床コアの酸素同位体比は環境変動史の最重要な知識である。その上に、第四紀の始まり、気候変動、海水準変動、氷河・周氷河変動、植生変動、乾燥地等の環境変動を扱い、未来予測に触れる。特に地球温暖化を含む地球環境問題を地球環境変遷史の中で位置付けること、地盤災害に対する現在的視点を持つことをめざす。 学科プログラムの学習・教育到達目標「(D)専門技術」に寄与する。※括弧内の数字は授業計画内の講義番号 |
授業の方法 | 液晶プロジェクター,プリントなどを用いて講述する。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 前回授業のまとめのレポートを作成し,次回授業で提出する事. 授業の最後に次回授業範囲を説明するので,事前に予習をしてくること. |
授業計画 | |
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1 | 長期的環境変動と地球温暖化【復習】前回の授業内容のまとめを行うこと. |
2 | 環境変動の将来予測【復習】前回の授業内容のまとめを行うこと. |
3 | マリーンコアと酸素同位体比変化【復習】前回の授業内容のまとめを行うこと. |
4 | 第四紀とはどのような時代か:ミランコビッチ・サイクル【復習】前回の授業内容のまとめを行うこと. |
5 | 氷床コアの基礎、 ダンスガード・サイクル【復習】前回の授業内容のまとめを行うこと. |
6 | 大西洋の急激な環境変動 -環境変動の大きさと速さ-【復習】前回の授業内容のまとめを行うこと. |
7 | 氷河変動と周氷河変動【復習】前回の授業内容のまとめを行うこと. |
8 | 植生変化【復習】前回の授業内容のまとめを行うこと. |
9 | 湖沼変動【復習】前回の授業内容のまとめを行うこと. |
10 | 大陸内部の環境変動 -沙漠・レスと黄砂-【復習】前回の授業内容のまとめを行うこと. |
11 | 海水準変動【復習】前回の授業内容のまとめを行うこと. |
12 | 火山噴火と気候変化、テフラとテフロクロノロジー【復習】前回の授業内容のまとめを行うこと. |
13 | 地盤の形成と気候変動・海水準変動【復習】前回の授業内容のまとめを行うこと. |
14 | 完新世および過去1000年間の環境変動【復習】前回の授業内容のまとめを行うこと. |
15 | 環境変動の将来予測に関わる課題と達成度の確認【準備】これまでの内容をまとめておくこと. |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 遠藤邦彦・小林哲夫 『第四紀』 フィールドジオロジー9,日本地質学会 町田洋 『第四紀学』 朝倉書店 遠藤邦彦 『日本の沖積層-未来と過去を結ぶ最新の地層』 冨山房インターナショナル 日本第四紀学会 『デジタルブック最新第四紀学』 町田洋・新井房夫 『火山灰アトラス』 東大出版会 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト(60%)、授業内に課す課題(40%) 総合的に判断し60点以上を合格とする. ・達成度評価基準は以下の通り。※括弧内の数字は授業計画内の講義番号 1.第四紀の特徴を理解している(1-4) 2.地球環境変動の主要な特徴を理解している(5-11) 3.テフロクロノロジーに関わる基礎的な問題を理解している(12) 4.地球環境問題の実態、本質と、人類に課せられた課題を理解している(13-15) |
オフィスアワー | 授業後随時(講師室等) また,授業においてE-mailアドレスを伝えるので,E-mailにより質問すること(回答は次回授業で行う). |