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授業テーマ	解析学の論理の基礎
授業のねらい・到達目標	イプシロン・デルタ論法に代表される解析学の論理・考え方をピックアップして重点的に学習する. 通常の講義では時間の都合で詳しくは触れられないトピックにも焦点を当てて解析学の手法について理解を深める. 1,2年で学んできた微分積分を振り返る良い機会ともなることを期待する.
授業の方法	講義形式による. なるべく毎回講義に関連した小問題を解く演習時間を設けられるようにする予定.
事前学修・事後学修，授業計画コメント	毎回の演習問題はその回のトピックの理解度を測るものであるから、時間内に回答できなくても持ち帰り課題として解いておくことを求める. 略解を後日配布予定. 授業計画は受講生の理解度に応じて変更する可能性がある．

授業計画
1	数学で必要な論理(I):記号論理
2	実数の性質 [準備] 第1回で学んだ数学での記号論理の使い方に慣れておくこと.
3	イプシロン・デルタ論法(I):数列の極限 [準備] 数列について復習しておくこと.
4	イプシロン・デルタ論法(II):関数の極限 [準備]　関数の極限について復習しておくこと.
5	イプシロン・デルタ論法(III):連続性 [準備]　関数の連続性について復習しておくこと.
6	一様収束と各点収束 [準備]　関数列について復習しておくこと.
7	到達度の確認
8	数学的帰納法と帰納的推論
9	縮小写像の原理(I):1変数逆関数定理 [準備]　逆関数定理について復習しておくこと.
10	縮小写像の原理(II):多変数逆関数定理 [準備]　2変数以上の逆関数定理について復習しておくこと.
11	無限小: 収束・発散のスピード感覚 [準備]　ランダウ記号について調べておくこと.
12	漸近展開 [準備]　第11回の内容をベースに議論するのでよく復習しておくこと.
13	到達度の確認
14	課外学習
15	全体まとめ

その他
成績評価の方法及び基準	試験(70%)、授業参画度(30%) 試験は中間試験(50%)と期末試験(50%)で評価を行う予定.
オフィスアワー	講義終了時。