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科目名 平成28年度入学者 |
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科目名 平成27年度以前入学者 |
英米文学演習2 | ||||
教員名 | 野呂 有子 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 英文学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業テーマ | 英国 fantasy における伝統の継承と創造性の問題について考察する。 |
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授業のねらい・到達目標 | 現代イギリスの女流ファンタジー作家、J. K. Rowling の Harry Potter シリーズの第ニ作 Harry Potter and the Chamber of Secrets (1998) を基に、英国 fantasy における伝統の継承と創造性の問題ついて理解を深める。それと同時に、小論文作成の鍵となる、問題意識の持ち方、問題点の見つけ方、解決の方法について指導する。授業で修得した文学的分析方法を応用して学生各自が独自性の高い小論を作成することが到達目標となる。最終的には自分の小論文のabstractを英語で書く力を身に着けることを狙いとする。 |
授業の方法 | 随時、輪読形式で精読する。また、ほぼ毎週、二章あるいは三章単位で、章を超えて持続するテーマや鍵概念、鍵語(句)などに注目して、問題点を見つけ、それを掘り下げる訓練を行う。ほぼ隔週に一回、400字づめ一枚以上のリポートの提出が要求される。この作業を継続することによって、四年次の卒業論文執筆の方法へと繋げていく。日本語訳では捉えづらい、英語の語彙に本来内在する意味や類語、英米文化に内在するものの捉え方から、考え方などをできるだけ理解することが望ましい。 |
履修条件 | なし |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 前もって日本語訳で当該作品を読み込んで、物語全体の輪郭を把握しておくこと。英語原文作品に目を通していればなおのこと望ましい。 |
授業計画 | |
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1 | ガイダンス |
2 | Chapters 1-3 その1 |
3 | Chapters 1-3 その2 |
4 | Chapters 4-6 その1 |
5 | Chapters 4-6 その2 |
6 | Chapters 7-9 その1 |
7 | Chapters 7-9 その2 |
8 | Chapters 10-12 その1 |
9 | Chapters 10-12 その2 |
10 | Chapters 13-15 その1 |
11 | Chapters 13-15 その2 |
12 | Chapters 16-18 その1 |
13 | Chapters 16-18 その2 |
14 | これまでの授業内容を基に課題を提出 |
15 | これまでの授業内容及び課題を含めた総まとめ |
その他 | |
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教科書 | J. K. Rowling , Harry Potter and the Chamber of Secrets, Bloomsbury, 1998 日本語訳のハリー・ポッター・シリーズを、できればすべて、授業開始時までにすべて日本語訳で読了しておくことが望ましい。『第2巻』は必ず読了しておくこと。 |
参考書 | J・K・ローリング 『ハリー・ポッターと秘密の部屋』 参考書は必ずしも購入する必要はありません。公共図書館などで借り出して読了しておけば良いでしょう。 |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(10%)、レポート(70%)、授業参画度(20%) 出席状況重視、日頃の学習態度重視、ほぼ隔週に一回、必ず課題とされる小リポート、学期末に提出が義務づけられている小論文(400字詰め原稿用紙12枚以上)の結果を総合的に判断して評価する。 |
オフィスアワー | 野呂研究室にて毎水曜日お昼休みに行う |
備考 | 毎回必ず、辞書(英和)を携帯すること。電子辞書も可。 |