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| 科目名 平成28年度入学者  | 
                ****** | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 科目名 平成27年度以前入学者  | 
                映像文化論 | ||||
| 教員名 | 荒井 泰 | ||||
| 単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 | 
| 科目群 | 総合教育科目 | ||||
| 学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 | ||
| 授業テーマ | 旅するドイツ映画 | 
|---|---|
| 授業のねらい・到達目標 | ひとはさまざまな理由から旅にでます。自分探しの旅、追憶の旅、逃亡者として、はたまた未知の世界を体験するため。映画は、劇場もしくは自宅にいながらにして〈旅〉を経験させてくれます。戦後のドイツ映画をかずかず見ていると、旅をテーマにした作品が目にとまることがしばしばあります。たとえば、ドイツを代表する映画監督ヴィム・ヴェンダースは〈ロードムービー〉を撮ったことで世界的に知られています。 この授業では『イージー・ライダー』や『ロスト・イン・トランスレーション』などのドイツ語圏以外でつくられた、旅を描いた作品にも目を向けながら、〈旅するドイツ映画〉の具体的な映像分析を通して、映画と旅との関係、そして映画における旅のいろいろな形について考えてみたいとおもいます。  | 
              
| 授業の方法 | 講義形式で授業を進めます。時にはリアクションペーパー(質問や感想)を提出してもらい、皆さんの意見を確認します。 | 
| 事前学修・事後学修,授業計画コメント | 事前学習には資料の読み込みが求められる。事後学習と合わせて最大240分程度の学習が想定される。 ★予定のルートは一部変更の可能性があります。  | 
              
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 | オリエンテーション(本授業の目的と概要) | 
| 2 | ロードムービー概論(1)――『イージー・ライダー』(D. ホッパー)『ワイルド・アット・ハート』(D. リンチ) | 
| 3 | ロードムービー概論(2)――『地獄の逃避行』(T. マリック)『トゥルーロマンス』(T. スコット) | 
| 4 | ドイツのロードムービー(1)――W. ヴェンダースの「ロードムービー三部作」(『都会のアリス』『まわり道』『さすらい』) | 
| 5 | ドイツのロードムービー(2)――W. ヴェンダースの「ロードムービー三部作」(つづき) | 
| 6 | ドイツのロードムービー(3)――『パリ・テキサス』(W. ヴェンダース) | 
| 7 | ドイツのロードムービー(4)――『太陽に恋して』(F. アキン) | 
| 8 | 戦後のドイツ社会を放浪する――『昨日からの別れ』(A. クルーゲ) | 
| 9 | 未知の世界との出会い(1)――『アギーレ/神の怒り』(W. ヘルツォーク) | 
| 10 | 未知の世界との出会い(2)――『フィッツカラルド』(W. ヘルツォーク) | 
| 11 | 日本の風景(1)――『東京画』(W. ヴェンダース) | 
| 12 | 日本の風景(2)――『ロスト・イン・トランスレーション』(S. コッポラ) | 
| 13 | 異郷の地と冷たい現実――『シュトロツェクの不思議な旅』(W. ヘルツォーク) | 
| 14 | ルーツを探る旅――『愛より強く』『そして、私たちは愛に帰る』(F. アキン) | 
| 15 | まとめ | 
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | 毎回プリントを配布。 | 
| 参考書 | 授業内で指示する。 | 
| 成績評価の方法及び基準 | 試験(90%)、平常点(10%) | 
              
| オフィスアワー | 授業終了後教室にて。 |