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| 科目名 平成28年度入学者  | 
                ********** | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 科目名 平成27年度以前入学者  | 
                文献日本語学の方法2 | ||||
| 教員名 | 鈴木 功眞 | ||||
| 単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 
                  文理学部
                   (他学部生相互履修可)  | 
              
| 科目群 | 国文学科 | ||||
| 学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 | ||
| 授業テーマ | 中世日本語をキリシタン資料・朝鮮資料から観る | 
|---|---|
| 授業のねらい・到達目標 | 中世の日本語を、キリシタン資料・朝鮮資料から観察する。中世末期の日本語史に関する外国文献資料として、朝鮮資料、中国資料、キリシタン資料が挙げられる。そこで、本科目では、キリシタン資料・朝鮮資料の概要をまとめ、それらの記述から、中世の日本語はどのように復元できるか、また、それぞれの資料的限界はどこであるのかを確認したい。 〔到達目標〕日本語史でよく参照されるキリシタン資料・朝鮮資料を使いこなせるようになる。  | 
              
| 授業の方法 | 現存資料の複写を参照し、先行研究をふまえて、日本語史の把握を目指す。授業時はローマ字やハングルや変体仮名で書かれた資料の解読作業も伴う予定である。 | 
| 履修条件 | なし | 
| 事前学修・事後学修,授業計画コメント | 〔事前学修〕予習項目を授業時に指示するので十分に事前学習しておくこと。 〔事後学修〕授業時に習得した語法に就いて、古典資料に接し類例を考究すること。  | 
              
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 | ガイダンス・日本語史の中での中世について | 
| 2 | キリシタン資料・朝鮮資料概説 | 
| 3 | キリシタン資料1資料の構成 | 
| 4 | キリシタン資料2諸資料概説 | 
| 5 | 日本語史項目の再確認1、中世の語史 | 
| 6 | 日本語史項目の再確認2、音韻の変遷 | 
| 7 | 朝鮮資料詳説1朝鮮資料とは | 
| 8 | 朝鮮資料詳説2諸資料概説 | 
| 9 | 朝鮮資料詳説3ハングルをどう読むか | 
| 10 | 朝鮮資料詳説4朝鮮資料の周辺 | 
| 11 | 日本語史項目の再確認3、人称代名詞 | 
| 12 | 日本語史項目の再確認4、待遇表現 | 
| 13 | キリシタン資料と朝鮮資料1、語法の差異 | 
| 14 | キリシタン資料と朝鮮資料2、それぞれの資料の特性と限界 | 
| 15 | 日本語史とキリシタン資料・朝鮮資料 | 
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | プリント配付 | 
| 参考書 | 飛田良文ほか 『日本語学研究事典』 明治書院 2007年 佐藤武義ほか 『日本語学大事辞典』 朝倉書店 2014年 上記の他、木田章義編『国語史を学ぶ人のために』(世界思想社、2013年)などの日本語史に関する概説書は必携。その他は授業時に指示する。  | 
              
| 成績評価の方法及び基準 | レポート(100%) 授業期間中に数回のレポートを課す予定である。  | 
              
| オフィスアワー | 授業後10分間、教室にて。 | 
| 備考 | 文理学部には素晴らしい図書館があるのでどんどん活用して欲しい。どの図書がどこに排架されているのかをよく見ておくこと。それ自体は研究ではないが、研究の準備として必要不可欠である。 |