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科目名平成28年度入学者	＊＊＊＊＊＊＊＊＊
科目名平成27年度以前入学者	データベース設計３
教員名	谷口　郁生
単位数	3	学年	2～4	開講区分	文理学部
科目群	コンピュータ科目
学期	前期	履修区分	選択

授業テーマ	データベースに関する基礎知識を修得することを目的とし，演習を通じてデータベースに馴れ親しみ，最終的にはORACLE MASTER Bronze SQL基礎I等の資格試験に合格する実力を身に着けることを目指す。
授業のねらい・到達目標	メディア・ラボにて，マルチメディア教材を活用し，データベースの概念やSQL言語等のデータベースに関する基礎知識の修得と，実際に簡単なSQL文を作成しデータベースへのアクセスを行う。
授業の方法	コンピュータ設置教室を利用した実習を中心とする。このため，遅刻や欠席のなどをしないよう努力してもらいたい。
履修条件	コンピュータ・情報リテラシーの履修，または同等の知識を有すること。実習機器台数に限りがあるため，受講者数の調整を行う場合がある。詳細についてはコンピュータセンターによる履修案内や掲示などで確認すること。
事前学修・事後学修，授業計画コメント	第1回目では，授業計画，授業方法，評価方法等についてガイダンスを行う。第2回目以降は，講義ならびにデータベースを操作するための言語であるSQLについて，実際にデータベースにアクセスして演習を通じて学ぶ。尚，演習で使用するデータベースは，Windows OS環境でOracle Database 11g R2とする。またSQL実行環境としてはSQL*PlusとSQL Developerを使用する。

授業計画
1	文理学部コンピュータシステムの利用方法についての確認この授業の内容や，授業の進め方，そして評価方法等についての説明
2	データベースの概念－リレーショナルデータベースとは何か [予習]データベースとは何かについて，調べてくること。 [復習]授業中に配布したテキスト「入門SQL基礎」の「I はじめに」を読んでおくこと。
3	SELECT文によるデータの検索－基本的なSELECT文，算術式とNULL値，リテラル文字列について [予習]授業中に配布したテキスト「入門SQL基礎」の「1 SQL SELECT文を使用したデータの検索」を読んでおくこと。
4	データの制限とソート（並び替え）－WHERE句の使用した条件式，ORDER BY句を使用したソート [予習]授業中に配布したテキスト「入門SQL基礎」の「2 データの制限とソート」を読んでおくこと。
5	単一行関数--(1) －文字関数，数値関数，そして日付関数について [予習]授業中に配布したテキスト「入門SQL基礎」の「3 単一行関数を使用した出力のカスタマイズ」を読んでおくこと。
6	単一行関数--(2) －データ型の変換と一般関数および条件式について [予習]授業中に配布したテキスト「入門SQL基礎」の「4 変換関数と条件式の使用方法」を読んでおくこと。
7	グループ関数--(1) －グループ関数のタイプと構文，GROUP BY句の使用について [予習]授業中に配布したテキスト「入門SQL基礎」の「5 グループ関数を使用した集計データのレポート」の5-2から5-19までを読んでおくこと。
8	グループ関数--(2) －HAVING句の使用について [予習]授業中に配布したテキスト「入門SQL基礎」の「5 グループ関数を使用した集計データのレポート」の5-20から5-27までを読んでおくこと。
9	表の結合--(1) －結合のタイプ（含SQL:1999構文），自然結合とUSING句の使用した表の結合について [予習]授業中に配布したテキスト「入門SQL基礎」の「6 複数の表のデータの表示」の6-2から6-14までを読んでおくこと。
10	表の結合--(2) －自己結合とON句の使用した表の結合について [予習]授業中に配布したテキスト「入門SQL基礎」の「6 複数の表のデータの表示」の6-15から6-22までを読んでおくこと。
11	表の結合--(3) －非等価結合，外部結合と内部結合，デカルト積について [予習]授業中に配布したテキスト「入門SQL基礎」の「6 複数の表のデータの表示」の6-23から6-35までを読んでおくこと。
12	副問合せと集合演算子 [予習]授業中に配布したテキスト「入門SQL基礎」の「7 副問合せによる問合せの解決方法」と「8 集合演算子の使用方法」を読んでおくこと。
13	DML文とデータの操作--(1) －INSERT文とデータの追加，UPDATE文とデータの更新，DELETE文とデータの削除について [予習]授業中に配布したテキスト「入門SQL基礎」の「9 データの操作」の9-2から9-24までを読んでおくこと。
14	DML文とデータの操作--(2) －TRUNCATE文とデータの切捨て，コミットとロールバック，読取り一貫性について [予習]授業中に配布したテキスト「入門SQL基礎」の「9 データの操作」の9-25から9-46までを読んでおくこと。
15	DDL文と表の管理－スキーマ・ユーザとスキーマ・オブジェクトの管理，データ型と制約について [予習]授業中に配布したテキスト「入門SQL基礎」の「10 DDL文を使用した表の作成および管理」と「11 その他のスキーマオブジェクトの作成」を読んでおくこと。

その他
教科書	使用せず
参考書	・データベース・ソフトウェアを含め，Oracle Academy提供の教材を無償配付する・e-Learningにて適宜SQL実習環境と練習問題とを提供する
成績評価の方法及び基準	平常点(20%)、授業内テスト(50%)、授業参画度(30%) [授業内テスト]にはオンライン試験及び実技試験，[授業参画度]には実習に関する評価が含まれる。
オフィスアワー	授業中に連絡する
備考	e-mailは授業中に連絡する