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科目名
平成28年度入学者
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科目名
平成27年度以前入学者
ソーシャルワーク演習5
教員名 高田 祐介
単位数    1 学年    4 開講区分 文理学部
科目群 社会福祉学科
学期 前期 履修区分 選択
授業テーマ ソーシャルワーカーに求められる「価値」「知識」「技能」について考え・学び・身につける
授業のねらい・到達目標 ソーシャルワーカーが実践過程で直面する様々な困難を「支援課題」と位置づけ、事例検討、ロールプレイ学習などを通じて解決(克服)方法を探究する。
授業の方法 演習型の講義とし、学生同士のディスカッションやプレゼンテーションの機会を多く取り入れ、自分の考えを整理したり他者に伝えたりする過程を重視する。また、ソーシャルワーカーに求められる実践スキルを、「社会人基礎力」としての「①前に踏み出す力、②考え抜く力、③チームで働く力」と関連づけ、施設養護を中心とした事例を題材にして考える。必要に応じてフィールドワークを取り入れる。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 演習型講義を基本とするため、事前学習(教科書の通読、資料の収集・作成、発表準備など)を必要とする。
授業計画
1 オリエンテーション
2 プレゼンテーション課題「なぜ、わたしはソーシャルワーカーを目指すのか①」
3 プレゼンテーション課題「なぜ、わたしはソーシャルワーカーを目指すのか②」
4 事例学習と討議①「ソーシャルワーカーの実践感覚」
5 事例学習と討議②「ソーシャルワーカーの実践感覚~違いを生み出す要因~」
6 レクリエーションワーク演習
7 事例検討①「アセスメント~ケース理解の方法~」
8 事例検討②「もし、私がこのケースの担当者なら・・・」
9 事例検討③「ソーシャルワーカーが直面する支援課題~支援の閉塞状況とその克服~」
10 ロールプレイ学習①
11 ロールプレイ学習②
12 ディスカッション①「ソーシャルワーカーになるために必要な力」
13 ディスカッション②「ソーシャルワーカーで在り続けるために必要な力」
14 ディスカッション③「それでも私がソーシャルワーカーを目指す理由」
15 まとめ
16 学習の進度を考慮してフィールドワークの実施を検討します。
その他
教科書 高田祐介 『児童養護施設における支援の閉塞状況とソーシャルワーク (ソーシャルワーク研究所ブックレット ソーシャルワーク実践の事例分析〈第2号〉)』 ソーシャルワーク研究所 2015年 第1版
児童養護施設に入所する子どもの事例を通じて、ソーシャルワーク実践過程でワーカーが直面する「支援課題」について検討します。
参考書 中原淳ほか 『活躍する組織人の探究-大学から企業へのトランジッション-』 東京大学出版会 2014年 第1版
渡部律子 『ケアマネジメントの進め方』 中央法規 2015年 第1版
眞嶋俊造 『研究倫理ガイドブック』 慶應義塾大学出版会 2015年 第1版
大出 敦 『クリティカル・リーディング入門 人文系のための読書レッスン (アカデミック・スキルズ)』 慶応義塾大学出版会 2015年 第1版
「大学生から社会人になるとはどういうこと?」、「社会福祉サービスを利用する方々の満足度を高める方法とは?」、「卒業論文やレポート作成に必要な倫理的配慮やルールって?」・・・こうした疑問について考える際に役立つ書籍です。
成績評価の方法及び基準 平常点(40%)、レポート(20%)、授業参画度(40%)
・ソーシャルワーカーを目指す者として、相手との待ち合わせ(=授業)に遅れる(=遅刻する)ことのないよう心がけましょう。
・授業への出席状況はもとより、授業時の態度、発言力、発表力、聴く力、積極性、協調性などを総合して評価します。
オフィスアワー 授業終了後のほか、質問や相談などがあるときは声をかけて下さい。

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