文理学部シラバスTOP > 大学院博士前期課程 > 国文学専攻 > 近代文学特殊講義3
日本大学ロゴ

近代文学特殊講義3

このページを印刷する

科目名
平成28年度入学者
近代文学特殊講義3
科目名
平成27年度以前入学者
近代文学特殊講義3
教員名 紅野 謙介
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 国文学専攻
学期 後期 履修区分 選択
授業テーマ 雑誌『文章倶楽部』の研究
授業のねらい・到達目標 大正期から昭和初めにかけて新潮社で刊行された『文章倶楽部』は、年若い読者に向けて「文壇」を目に見える形にした雑誌である。この雑誌にどのような記事が載り、読者にどのような働きかけをしたかを探究し、雑誌メディアの歴史的な意義と役割、またその問題点を明らかにする。
授業の方法 『文章倶楽部』を実際に手に取り、何冊かを読み込む。担当を決め、一部は発表形式で調査結果を報告してもらい、討議する。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 資料の読み込みと博捜が必要となるので、文学研究の基礎体力をつけるための授業と考えてほしい。
授業計画
1 ガイダンス
2 投書・投稿雑誌の系譜
3 『文章倶楽部』総目次
4 大正期の『文章倶楽部』を読む1:青年文士録
5 大正期の『文章倶楽部』を読む2:文壇の花形たち
6 大正期の『文章倶楽部』を読む3:回想記の意義
7 大正期の『文章倶楽部』を読む4:登場する若手作家たち
8 大正期の『文章倶楽部』を読む5:懸賞小説・懸賞論文など
9 大正期の『文章倶楽部』を読む6:曲がり角
10 大正・昭和期の『文章倶楽部』を読む7:文壇の変容
11 大正・昭和期の『文章倶楽部』を読む8:大正から昭和へ
12 新潮社の歴史的な役割
13 「文壇」とは何か
14 課題作成
15 まとめ
その他
教科書 適宜、資料は配布する。
成績評価の方法及び基準 平常点(40%)、レポート(40%)、授業参画度(20%)
オフィスアワー 授業終了後、研究室にて20分間。メールはkohno★chs.nihon-u.ac.jp(★を@に変換してください)。

このページのトップ