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科目名 平成28年度入学者 |
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科目名 平成27年度以前入学者 |
アメリカ社会論 | ||||
教員名 | 村井 佳世子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 英文学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | 現代アメリカ合衆国の移民社会の様相と動向 |
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授業のねらい・到達目標 | 学生はこの授業で合衆国成立の経緯と建国の理念を学習し、各移民集団の特質と問題、そして銃規制や同性婚など現代の米国の社会問題を学習・理解する。そうすることによって、現代米国社会の諸相を正しく理解し、その知見を自分の専門領域の研究の一助にすること、また特に教職を目指す者が担当教科に関する興味や理解を深めさらに学識を広めることがこの授業の目標である。また今年は大統領選挙のある年であり、それを含めた米国関連のニュースに興味をもって、世界の動向についても知見を広める。さらに学生が授業内で積極的に発表する機会をもつことで自らの表現力を身につける。 |
授業の方法 | 授業は学生による発表が中心で、自主的な発表が評価につながる。毎週米国・英国関連の最新情報を確認・解説し、学生は米国の現代社会について書かれた英文テキスを各自授業外で読み要旨を発表し、またe-learning 学習システムBlackboardを利用し、授業外で課題に取り組み授業で発表する。グループでの課題も予定している。授業内容には、概ね下記の授業計画にあるトピックを扱う。 |
履修条件 | 学期初めの第1回授業に必ず出席すること。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 授業は主に学生による発表と講義で構成される。この授業は学生の自発的・積極的な学習姿勢なしでは成立しないので、学生は授業中はもちろんのこと、授業外でも自主的に課題に取り組むことが要求される。またe-learningシステムBlackboardを活用するので、学生は開講中毎週授業外で当授業のページにアクセスして学習する必要がある。 |
授業計画 | |
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1 | ガイダンス、2016年の米国最新ニュース |
2 |
人種と民族・その定義、アメリカ化・同化の思想史 テキスト:第6章 グループ決定&グループタイム |
3 |
人種差別と移民社会、移民史:日系アメリカ人 テキスト:第2章 グループタイム |
4 |
移民史:中国系アメリカ人 テキスト:第3章 |
5 |
移民史:韓国系アメリカ人 テキスト:第4章 |
6 |
移民史:ネイティブアメリカン テキスト:第1章 |
7 |
移民史:メキシコ系アメリカ人 建国の理念:自由と平等 テキスト:第7章 |
8 |
移民史:キューバ系アメリカ人 建国の理念:ピューリタニズムとフロンティア精神 テキスト:第8章 |
9 |
移民史:ユダヤ系アメリカ人 建国の理念:個人主義とアメリカンドリーム テキスト:第13章 グループ発表第1回 |
10 |
移民史:アイルランド系アメリカ人 アファーマティブアクション(積極的差別是正措置)、英語公用語化論争と二か国語教育 テキスト:第17章 グループ発表第2回 |
11 |
移民史:イタリア系アメリカ人 グループ発表第3回 |
12 |
移民史:その他 銃犯罪と銃文化、同性間結婚 グループ発表第4回 |
13 |
医療制度と環境問題 グループ発表第5回 |
14 |
所得格差と社会層の形成 グループ発表第6回 |
15 | 到達度の確認と発表の講評 |
その他 | |
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教科書 | Gary & Masako Dendo 『America in Motion』 成美堂 2010年 第1版 毎回授業のトピックに合わせて順不同で読むよう予習するべき章を事前に知らせます。前述のとおりテキストを授業外できちんと熟読し要旨を学生が発表します。 |
参考書 | 矢野重喜編 『新・アメリカ研究入門(増補改訂版)』 成美堂 2002年 渡辺靖 [編] 『現代アメリカ』 有斐閣アルマ 2010年 第1版 |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(50%)、授業内テスト(50%) 出席状況は0%としていますが、全授業出席が前提です。出席は授業の最初にとります。平常点では、授業内で行うテキスト読み発表、個人課題発表、さらにグループ発表の評価が加算されます。出席や授業での学習態度、積極的な参加姿勢は、平常点に含まれます。グループ活動では、各学生がグループのメンバーと協力して課題に取り組む積極的な姿勢と自覚が必要です。したがって成績は、授業内での学生のパーフォーマンス(学習行動)と到達度確認の授業内テストによって決定します。 |
オフィスアワー | 授業前後5分間。また必要に応じて申し出により別に対応いたします。 |
備考 | 初回授業でグループ活動の概要を説明し予定を立てるので、1回目の授業から必ず出席して下さい。 授業内で発表する機会が多々あります。教科書の予習だけでなく、授業外で各学生が自主的にBlackboardで資料を読んだり課題に取り組んだりする意欲と時間が必要です。。前述のように、グループで継続的に活動するため、就職活動や各種実習以外欠席はしないで下さい。 |