英語学基礎演習２

科目名	英語学基礎演習２
旧カリキュラム名	英語学基礎演習２
教員名	一條　祐哉
単位数	1	学年	2	開講区分	文理学部
科目群	英文学科
学期	後期	履修区分	必修

授業テーマ	機能的統語論の基礎的知識を学ぶ
授業のねらい・到達目標	後期は、英語と日本語の様々な構文や言語現象（受身文、中間態、tough構文、省略など）を機能的統語論の観点から考察し、①日英語の構文についての基礎知識と②機能的構文論の分析方法を身につけます。また技術面として、プレゼンテーションやディスカッションの仕方なども身につけます。
授業の方法	授業始めに予習・復習確認テストを行います。その後、発表担当グループにハンドアウトをもとに教科書の内容を解説してもらい、クラス全体でディスカッションをします。
事前学修・事後学修，授業計画コメント	(1) 予習に関して ①和書ではありますが、よく読まないと簡単には理解できません。授業時にその場で読んで、すぐ理解できるようなものではないので、予めメモを取りながら丹念に読んでおくこと。 ②教科書で扱われている概念・言語現象について、類例あるいは反例を探してみること。 ③予習して分からないところは、どこがどのように分からないのかを明らかにし、授業時の質問として備えておくこと。 (2) 授業に関して ①発表担当グループは、ハンドアウトを用意し、聞いている人に分かりやすく、担当箇所の解説（内容・キーワードの解説等）をしてください。 ②発表担当でない学生にも、発言が求められます。この授業は皆さんが主役なので、質問やディスカッション、グループワークなど、積極的に取り組んでください。

授業計画
1	オリエンテーション: 授業についての説明、発表担当の割り当て。導入（機能主義と形式主義）
2	① プリント情報構造 (1)
3	② プリント情報構造 (2)
4	③ 第１章後置文
5	④ 第２章省略
6	⑤ 第３章結果構文
7	⑥ 第４章受身文 (1)
8	⑦ 第４章受身文 (2)
9	⑧ 第５章 Tough構文
10	⑨ 第６章中間態と可能態
11	⑩ 第７章視点
12	⑪ 第８章再帰代名詞 (1)
13	⑫ 第８章再帰代名詞 (2)
14	課題学習
15	後期末テストおよび解説

その他
教科書	高見健一『機能的統語論』くろしお出版 1997年
参考書	※ 辞書を必ず持参のこと。
成績評価の方法及び基準	授業内テスト(60%)、授業参画度(10%)、教科書の内容についての発表(15%)、小テスト・課題等(15%) ※「授業参画度」は、授業への積極的参加態度（自発的発言、質問等）で評価する。 ※ 5回以上の欠席は成績評価の対象としない。遅刻および早退3回で1回分の欠席とする。なお、30分以上の遅刻および30分以上前の早退は欠席とする。
オフィスアワー	授業終了後、教室にて。もしくは水・木・金の16時30分以降、研究室にて。