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海外実地研究1

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科目名 海外実地研究1
教員名 佐野 充・任 海
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
学期 前期 履修区分 選択
授業テーマ ヨーロッパの自然と文化 ―地中海からバルト海の世界遺産を訪ねて―
授業のねらい・到達目標 世界遺産の発祥地であるヨーロッパを、南から北に向かって、歴史的都市や個性ある地域を訪ね、歴史・文化・芸術・人びとの暮らしに接する。地中海地方ロンバルディアのファッション都市ミラノから雄大な自然美のアルプス山脈を越え、豊かな母なるライン川の中流域に入り、フランス平原の中心芸術の都パリを訪ね、さらにベネルクスの景観の雄オランダと街並みの造形美のベルギーを経て、バルト海に面したバルトの宝石と謳われるエストニア、精霊の棲む北欧フィンランドに達して北への旅を終える。自然環境、歴史・文化・経済などの面から、現地調査を通して、人々の暮らしや世界遺産と地域活性化・まちづくりとの関連などを地誌学的に学ぶ。とくに、世界遺産都市では、歴史的都市の市街地景観観察と観光客アンケート調査を行い、ツーリズムが日常生活の一部になっているヨーロッパを体験する。
授業の方法 基本的な地域特色について理解をしたうえで、受講者を研究テーマに基づいて小グループに分け、グループごとにそれぞれのテーマについて、文献・データなどによって、事前調査を行い、その内容を発・討論を行う。その結果に基づいて現地調査計画を立て、夏期休業期間を利用して調査旅行を実施する。
現地(世界遺産都市)では、指導教員と共に、歴史的都市の市街地景観観察と観光客アンケート調査を行う。
履修条件 特になし。文理学部1年生~4年生が参加できる。
事前学修・事後学修,授業計画コメント ヨーロッパの自然、歴史・文化、世界遺産、人びとの暮らしなど、関心のある事柄について、基本的な情報を得ていることが望ましい。調査旅行コース「地中海からバルト海まで」を確認しておきこと。
前期授業と現地での実地研究・調査は、地理学科教員2名が担当し,同行する。
授業計画
1 ガイダンス:地中海からバルト海までの訪問するヨーロッパの概要と調査旅行での活動内容
研修場所;北イタリア・ミラノ、スイスアルプス地方・ベルン、ライン川中流域・ストラスブール、フランス中部・パリ、ベルギーとオランダ・アムステルダム、北欧フィンランドとエストニア・ヘルシンキとタリン
2 ヨーロッパの自然環境についての理解
3 ヨーロッパの歴史・文化についての理解
4 ヨーロッパの人びとの暮らしについての理解
5 調査対象地域についての文献・資料・統計の紹介
6 研究テーマの選定と調査グループ分け
7 基礎データの収集と資料分析Ⅰ
8 基礎データの収集と資料分析Ⅱ
9 地域概要の発表と討論Ⅰ
10 地域概要の発表と討論Ⅱ
11 地域概要の発表と討論Ⅲ
12 現地調査計画の検討Ⅰ
13 現地調査計画の検討Ⅱ
14 現地調査に関わる資料の整理
15 現地調査用ハンドブックの作成
その他
教科書 使用しない
参考書 授業中に紹介する
成績評価の方法及び基準 レポート(30%)、授業参画度(30%)、調査・発表・討論の内容(40%)
オフィスアワー 水曜日12:00~13:00・金曜日12:00~13:00 8号館4階(佐野)A-407研究室・(任)A-409研究室
備考 平成27年8月27日(木)~9月13日(日)の18日間、現地での実地研究・調査を実施する。
参加希望者のための説明会:*平成27年4月 9日(木)12:20~12:50 8号館1階レクチャーホール*平成27年4月15日(水)12:20~12:50 8号館1階レクチャーホール.
前期授業の受講申し込みと同時に実地研修旅行申込が必要・申し込み場所:文理学部教務課窓口/申込期間:平成27年4月13日(月)~平成27年5月29日(金)

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