ドイツ文学演習１

授業テーマ	Aleida Assmann の　"Erinnerungsräume. Formen und Wandlungen des kulturellen Gedächtnisses" （アライダ・アスマン：『想起の空間―文化的記憶の形態と変遷』）から「場所と記憶の関係」についての部分を読みます。
授業のねらい・到達目標	コンスタンツ大学教授アライダ・アスマンの記憶と文化の関係を論じた著名な書物から、本授業では特に「場所と記憶の関係」に焦点を当てて考察することになります。ドイツ語圏文学にとって重要なテーマである「過去の克服」との関連において1980年代ころから脚光を浴びてきた「想起の文化」という視点は、21世紀に入っても色あせる気配がありません。本テーマとの取組によって、人文系の学問に関わろうとする人の理論的な礎石造りを目指しています。
授業の方法	配布テキストを十分予習して授業に臨んでもらい、その前提で発表してもらいます。読了した部分の内容について受講者の考えを述べてもらいます。

授業計画
1	ガイダンス：　授業の進め方と授業で扱うテーマについて説明します。受講生の研究分野について話してもらいます。テキスト配布。
2	Wer von dem "Gedächtnis der Orte" spricht, bedient sich...
3	Goeth macht deutlich, dass es ihm wirklich...
4	Aus dieser negativen Einschätzung des archaisch...
5	Bevor sich Gott in Büchern offenbarte, offenbarten sich...
6	Im alten Israel gab es keine heiligen Orte...
7	Städtegründungen in Antike und Mittelalter fanden nicht...
8	Die Bedeutung der Generationenorte entsteht mit einer...
9	Der lange Weg der schriftlichen Überlieferung wird belebt...
10	Petrarca und Colonna sind nicht die ersten, die historische Orte...
11	Peter Burke hat darauf hingewiesen, dass man...
12	Die malerische romantische Ruine verweist weniger..
13	学習内容の確認
14	文献調査
15	補足と総括

その他
教科書	必要な教材をプリント配布します。
参考書	必要があれば指示します。
成績評価の方法及び基準	平常点(70%)、授業参画度(30%)
オフィスアワー	ドイツ文学科事務室に申し出てもらい、面談日を決めます。