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上代文学特殊研究1

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科目名 上代文学特殊研究1
教員名 遠山 美都男
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
学期 後期 履修区分 選択必修
授業テーマ 『日本書紀』天武天皇紀上の研究
授業のねらい・到達目標 『日本書紀』全30巻は養老4年(720)に成った我が国最初の本格的な史書である。
そのうち巻第28は天武天皇の即位前夜に起きた壬申の内乱を描いている。
これが壬申紀と称される所以である。
壬申紀が一体どのような意図と構想によって叙述されているかについて、
『史記』『漢書』など中国史書との比較検討を通じて読み解いていく。
壬申紀の述作に中国の史書がどのように利用されたかを考察したい。
授業の方法 受講生諸君と毎回少しずつ壬申紀を読みすすめ、研究上の問題点を指摘・解説し、
質疑応答の中で調査・検討すべき課題があれば、そのつど当番を決めて発表に取り組んでもらう。
授業計画
1 ガイダンス(参考文献の紹介、調査・研究の方法など)
2 壬申紀の講読と研究(1)
3 壬申紀の講読と研究(2)
4 壬申紀の講読と研究(3)
5 壬申紀の講読と研究(4)
6 壬申紀の講読と研究(5)
7 壬申紀の講読と研究(6)
8 壬申紀の講読と研究(7)
9 壬申紀の講読と研究(8)
10 壬申紀の講読と研究(9)
11 壬申紀の講読と研究(10)
12 壬申紀の講読と研究(11)
13 壬申紀の講読と研究(12)
14 壬申紀の講読と研究(13)
15 まとめと展望
その他
教科書 坂本太郎・家永三郎・井上光定・大野晋校注 『日本書紀(五)(岩波文庫)』 岩波書店 1995年
参考書 遠山美都男 『天武天皇の企て 壬申の乱で読み解く日本書紀(角川選書)』 2014年
成績評価の方法及び基準 平常点(50%)、授業参画度(50%)
出欠状況や授業中の発言・発表、取り組み方などにより総合的に判断する
オフィスアワー 授業終了後

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