検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れて、検索してください。
科目名 | フィールド科学入門 | ||||
---|---|---|---|---|---|
旧カリキュラム名 | (上記科目名は2008~2015年度入学者)「フィールド調査法1」(2004~2007年度入学者) | ||||
教員名 | 地球システム科学科専任教員 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 地球科学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業テーマ | 野外調査の基礎 |
---|---|
授業のねらい・到達目標 | ・ねらい: フィールド科学はフィールド(野外)に出かけて調査し、あるいはフィールドから得られるデータを解析して、地球の様々な現象やそのメカニズムを解明しようとする、地球科学を学ぶ上で最も基礎的な研究分野である。このフィールド科学は地球が地圏、水圏、気圏からなるため、その調査・研究手法は多様である。この授業では、様々な研究分野の視点から地球科学的な現象をとらえるための基礎的な方法論を学ぶ。 ・到達目標: 学習を行う上での到達目標 (1)地圏分野の視点で富士山に関する調査・観測するための基礎的な方法論を理解している(2-9,13,15,野外実習) (2)水圏分野の視点で富士山に関する調査・観測するための基礎的な方法論を理解している(10-11,15,野外実習) (3)気圏分野の視点で富士山に関する調査・観測するための基礎的な方法論を理解している(1,12-15,野外実習) ・学科プログラムの学習・教育目標とのかかわり: 「(D)専門技術」(1-15,野外実習)、「(I)現場主義」(1-15,野外実習)に寄与する。 ※括弧内の数字は授業計画内の講義番号 |
授業の方法 | 各分野の共通の研究地域を富士山に求め、学内にて調査・観測を行う上での基礎的技術や知識を学ぶ。また、さらに実際に富士山麓に出かけ、現地にて22.5時間の調査・観測等を行う。このほかにも野外調査を実施する場合がありうる。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 事前学習のため、前回に行なった内容のまとめを行う。 |
授業計画 | |
---|---|
1 | フィールド科学とは? |
2 | 自然の観察と描写 |
3 | 地形の見方(1) |
4 | 地形の見方(2) |
5 | 野外地質調査の基礎 |
6 | 火山とは何か |
7 | マグマとは何か:富士山の地下をさぐる |
8 | 富士山の地震活動 |
9 | 富士山周辺の微小生物 |
10 | 水文野外調査の基礎 |
11 | 富士山麓の河川・湖沼・地下水と水環境 |
12 | リモートセンシングの基礎 |
13 | 富士山特有の雲・風と気候景観 |
14 | 湖周辺の気象現象と観測法 |
15 | 野外実習の説明、レポートの書き方 |
その他 | |
---|---|
参考書 | 地球システム科学教室編 『富士山の謎をさぐる』 築地書館 2006年 第2版 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト・授業内に課す課題(50%)、レポート(50%) (1)地圏分野の視点で富士山に関する調査・観測するための基礎的な方法論を理解している (56点) (2)水圏分野の視点で富士山に関する調査・観測するための基礎的な方法論を理解している (16点) (3)気圏分野の視点で富士山に関する調査・観測するための基礎的な方法論を理解している (28点) 総合的に判断し60点以上を合格とする。 ※(1)~(3)は到達目標の番号 |
オフィスアワー | 教員が指示する時間と場所とする。 |