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教育学演習3

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科目名 教育学演習3
教員名 北野 秋男
単位数    1 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 教育学科
学期 前期 履修区分 必修
授業テーマ 日本のスーパーリッチと学校制度を調べよう
授業のねらい・到達目標 この授業では、日本の格差社会が拡大している実態を念頭に置きつつ、富裕層の教育における優位性を検証したい。まずは、富裕層の比率、資産形成の実態、日本の下位層との格差を調べた上で、教育における優位性を検証する。具体的には、私立学校、中間一貫校、海外留学など富裕層が、どのような教育を行っているかを検証する。次に、日本の企業財団(経団連なども含める)を調べ、どのように教育に関係しているかを調べる。
授業の方法 具体的な内容としては、第一には、富裕層の実態、第二には、教育における優位性、第三には企業財団の活動内容である。三つのグループに分かれ、それぞれ事前調査を行った上で、発表の役割分担を決め、報告する。日本の格差の実態を検証したいと思う。ゼミ幹事も2~3名決め、ゼミの運営も場面、場面で幹事が行う。
履修条件 特になし
事前学修・事後学修,授業計画コメント 受講学生は、日本の市教育委員会における学力テストの実態を調べる。1名につき、2つの自治体をWEBサイトや書物などを使って調べ、発表する。発表の際にはレジュメを作成し、共通項目に従ってテスト政策や学力向上政策を調べて発表する。
授業計画
1 ガイダンス、授業の目的・進め方
2 自己紹介、ゼミ長・ゼミ幹事の選出
3 日本の金持ち100名の実態とアメリカとの比較
4 日本の階層別の資産状況
5 日本のエリート階層と学校教育(私立幼稚園・私立学校・中高一貫校・海外留学など)
6 グループ討論(三つに分かれ、発表内容を分担する)
7 日本の富裕層①(発表3名)
8 日本の富裕層②(発表3名)
9 日本の学校と富裕層①(発表3名)
10 日本の学校と富裕層②(発表3名)
11 日本の学校と富裕層②(発表3名)
12 企業財団と教育①(発表2名)
13 企業財団と教育②(発表2名)
14 全体の論点の整理と確認・最終レポートの提出
15 授業の総括と反省・報告書の作成
その他
教科書 なし
参考書 なし
成績評価の方法及び基準 平常点(40%)、レポート(60%)
授業への出席、平常点、レポートなどで評価する。
オフィスアワー 授業の開始前と終了後に実施する。メールアドレス:kitano@chs.nihon-u.ac.jp

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