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科目名 | 教育学演習1 | ||||
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教員名 | 関川 悦雄 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 教育学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業テーマ | 現行の学校教育の営みを、発表と討議を通して検証する |
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授業のねらい・到達目標 | 学校現場での学級崩壊、不登校・いじめや青少年犯罪などの教育問題がジャーナリズムで話題にならない日はない。これらの教育病理現象は現行の学校教育のなかで、あるいはその周辺で生じている。したがって、本演習では、その病理を生んでいる学校教育の一つひとつの営みを検証する。詳細には、受講者は、教員の資質・問題、授業の方法、教師と子どもの教育関係、学級の経営、不登校・いじめなどの原因などを社会史的に思想史的に法律的に議論し、課題の所在を把握することができる。 |
授業の方法 | 好評なやり方なので、受講者の皆さんの中から、ゼミ長・サブゼミ長などを決め、その人を中心に円卓形式で発表や討議を進める方法を採用する。詳細には、「教育学基礎論1・2」で学んだことを駆使しながら、さらに具体的な課題を調べ、考察し、考えるためのさまざまなスキル、たとえばディスカッションの仕方・統計データの批判的な読取り・メディア報道の批判的な読取り・ネット情報の引用ルール・文科省や教委のHPの活用法・その他の情報や文献の活用や入手の仕方などを駆使できるようにする。受講者はこのことにより、教育学についての理解を深め、批判的精神を身につけることが期待される。なお、学科企画の合同ゼミ発表会等に参加してもらう場合がある。 |
履修条件 | 同一教員の教育学演習1・2をセットで履修すること。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 本演習を円滑に進めるため、下記の第3~13回までの演習では、そのつどのテーマを事前に二人一組で調べ、発表用のレジュメを作成し、当日の演習で発表すること。討議を経た上で、出席者全員には自分なりに把握できた論点・解答を小レポートにまとめること。 |
授業計画 | |
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1 | ゼミの意義・本演習のねらい |
2 | 一年間の計画・ゼミ役員の選出 |
3 | 学校教員のさまざまな不祥事問題 |
4 | 学級・授業崩壊の実態と課題 |
5 | 不登校の実態と原因・対応 |
6 | いじめの実態と原因・解決策 |
7 | ネットによるいじめの現実とその対応 |
8 | 青少年の自殺などの問題の実態と原因・対応 |
9 | 青少年犯罪の実態と原因・対応 |
10 | その他の教育病理現象の実態と課題 |
11 | 〈教育〉という言説の意味するもの |
12 | 教師と子どもとの教育関係のありよう |
13 | 教員の資質向上と教員免許制度との関係 |
14 | 学校教育の営み全般の課題の整理 |
15 | 受講者各人のとらえた課題の整理・まとめ |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 関川悦雄・北野秋男 『教育思想のルーツを求めて』 啓明出版 2009年 第1版 春日井敏之 『思春期のゆらぎと不登校支援』 ミネルヴァ書房 2009年 第1版 近藤千恵監修・土岐圭子著 『教師学入門―教師のためのコミュニケーション論』 みくに出版 2006年 第1版 河村茂雄 『生徒指導・進路指導の理論と実際』 図書文化 2011年 第1版 その他の参考書は随時指示する |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度(30%)、課題報告・発表・討議参加・役職(50%)、自己反省・評価(20%) 積極的な参加・発言は十分に成績評価に反映させる |
オフィスアワー | 7214研究室(火曜日:13-18時・木曜日:10-18時・金曜日:10-16時出講) E-mail:sekietsu@chs.nihon-u.ac.jp |