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科目名 | 比較教育論 | ||||
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教員名 | 羽田 積男 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 教育学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | 比較教育学で考える日米の教育をテーマとする。特に高等教育を対象に据えて考察をすすめる。にグローバル社会において、比較教育は教育学諸分野のなかではますますその学習の重要性が高まっている。ひろく世界の教育を理解することなくして教育の十全な理解はすすまない。彼我の教育を理解できるように導き、教育を複眼的に、国際的に理解することができるよう導く。また高等教育における地域研究と国際研究にも言及する。高等教育が広く社会や国際的な経済と離れて存在しないことを理解することも重要なことである。 |
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授業のねらい・到達目標 | この授業は、比較教育学の理論と方法を用いて実際の教育をより深く理解しようとするものである。日本の高等教育を念頭において、特に高等教育の先進国であるアメリカと比較することを通じて、比較教育学がどのような学問であり、どのような有効性をもっているかを理解することをねらいとする。グローバルな立場や視野から高等教育を考えることができ、日本の大学の立ち位置が理解できるようになることを到達目標とする。 |
授業の方法 | この授業は、主として講義法を取り入れるが、できるだけ双方向の授業になるように心がけてすすめる。反転授業などの手法も導入したい。学生に課題報告や調査を求めてすすめたい。学生には授業において積極的な発言や参画が期待されている。またネット検索などを駆使して授業をすすめる予定である。 |
履修条件 | なし。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | シラバスに沿って事前の下調べをしておくことが求められる。授業の最後に次週の授業内容を示す。また授業後は直ちに復習をすること期待したい。 |
授業計画 | |
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1 | はじめに―授業のオリエンテーション、比較教育学とはなにか |
2 | 比較教育学の理論と方法(1) |
3 | 比較教育学の理論と方法(2) |
4 | 高等教育の発展類型の比較教育学―M.トロウのモデルー |
5 | 高等教育の発展類型の比較教育学―アメリカの大学の史的展開1- |
6 | 高等教育の発展類型の比較教育学-アメリカの大学の史的展開2- |
7 | 高等教育の発展類型の比較教育学-日本の大学の史的展開1- |
8 | 高等教育の発展類型の比較教育学―日本の大学の史的展開2- |
9 | 高等教育制度の日米比較―国公立大学と私立大学- |
10 | 高等教育制度の日米比較―大学の入学と卒業- |
11 | 高等教育改革の日米比較―大学の第三者評価をめぐって・認証評価論- |
12 | 高等教育改革の日米比較―大学の第三者評価をめぐって・学修成果評価論- |
13 | 高等教育改革の日米比較-世界の大学ランキング、日米の大学ランキングをめぐって- |
14 | 高等教育改革の日米比較―授業料をめぐる日米比較:アメリカにおける授業料の高騰問題と格差問題― |
15 | 授業のまとめと課題報告提出 |
その他 | |
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教科書 | なし。 |
参考書 | 馬越 徹 『比較教育学』 東信堂 2007年 第初版 授業開始時と授業進行に合わせて適宜に紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(70%)、授業参画度(30%) 授業への参画度を重視する。受講者が少数の場合は定期試験に代えてレポート課題を課す。A-4判用紙横書き、本文3,000字以上の課題で、課題名や締切日などの詳細は授業時に示す。 |
オフィスアワー | 水曜日6時限 |
備考 | 授業には電子辞書かスマートフォンを必携のこと。 |