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科目名 | 教育学演習4 | ||||
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教員名 | 羽田 積男 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 教育学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業テーマ | この授業のテーマは、「教員の総合的研究」とする。現代わが国の学校教育の最大の課題は、学校教員にあるといえよう。日本の学校教育の質は、OECDなどの各種の調査では、世界の上位にランクされている。しかし、今日、学校教員の世界は危機にあるといっても過言ではない。例えば、学校起因の心身症などを病むものは数万人を数え、また仕事に疲れ果て退職を余儀なくされるものも少なくない。そのような現在の教員を総合的に研究してみようとするのが、この授業のテーマである。 明治初期の教員養成から、現在の教員、そして世界の教員をも視野に入れて総合的に研究するのがこの授業である。 |
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授業のねらい・到達目標 | 授業のねらいは、今日の学校教員を広く深く理解することである。そのために文献資料やインタネット、ICTなどを駆使して、わが国の学校教員とできれば世界の教員について調査し、現代の教員の抱える課題を理解し、この問題をクラスの仲間に説得力をもって説明するころが当面の到達目標である。この到達目標をクリアできれば、例えば、将来において職員などの専門性の高い分野へ進むことが可能となろう。 |
授業の方法 | 授業の方法は、主として学生の発表による演習形式を取り入れ、できるだけアクティブラーニングの手法をも導入したい。学生が各自が興味をもった教員の世界をに課題を探し、その課題について広く深く調査して、授業において発表する形式とする。従って、学生の主体的な取組が求められる。発表時間は、ひとり約30分とし、毎時限2人の発表を目指す。発表には、必要な資料などを付して必要な討論ができるように準備する。次週の担当者は、そのテーマを参加者全員に伝える義務がある。る。 |
履修条件 | なし。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 授業において発表が決まっている場合は、自身の課題に最大限の努力で取組み、発表資料A4判2~4枚を作成し、配布に必要な部数を用意すること。また、授業後は、配布された発表資料を再読吟味して、授業の振り返りを行うことが求められる。 |
授業計画 | |
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1 | 授業のオリエンテーション 教員をめぐる課題とは何か |
2 | 課題に関する意見交換と課題決定及び発表順番の決定 |
3 | 学生の発表1,2、討論・質疑 |
4 | 学生の発表3,4 同上 |
5 | 学生の発表4,6 同上 |
6 | 学生の発表7,8、同上 |
7 | 学生の発表9,10 同上 |
8 | 学生の発表11,12、同上 |
9 | 学生の発表13,14 同上 |
10 | 学生の発表15,16 同上 |
11 | 学生の発表17,18 同上 |
12 | 学生の発表19,20 同上 |
13 | 学生の発表 補遺 同上 |
14 | 授業のまとめと振り返り |
15 | レポート課題提出 |
その他 | |
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参考書 | 今津孝次郎 『教師が育つ条件 (岩波新書1395)』 岩波書店 2012年 第初版 吉田辰雄・大森 正 『教職入門』 図書文化 2014年 第2版 授業が始まる前に参考書「教師が育つ条件」を一読しておくこと。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(50%)、授業参画度(50%) 授業内の発表は、授業参画度として評価される。また授業への出席度もこれに含まれる。 また、期末に提出するレポート課題は、3,000字以上の内容とし、表紙、参考文献、URLなどを付することとする。詳しくは授業内において伝える。 |
オフィスアワー | 木曜日5時限 |
備考 | 授業には、電子辞書かスマートフォンなどを必携のこと。 |