文理学部シラバスTOP > 文理学部 > ドイツ文学科 > ドイツ文学演習7
日本大学ロゴ

ドイツ文学演習7

このページを印刷する

科目名 ドイツ文学演習7
教員名 大羅 志保子
単位数    1 学年 3・4 開講区分 文理学部
科目群 ドイツ文学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業テーマ フランツ・カフカの長編小説『審判』の第1章から「逮捕」の部分を読む。
授業のねらい・到達目標 作家フランツ・カフカ(Franz Kafka 1883-1924)は、当時オーストリア=ハンガリー二重帝国の属領であったチェコのプラハで、ドイツ系ユダヤ人の家庭に生まれ、若くして罹患した結核のために41歳で他界した。彼の作品は、ほとんどが生前未発表のままノートに残され、死後、友人マックス・ブロートの手によって整理刊行された。特異な時代状況や家庭事情、死に至る病の中での執筆など、特異な背景・土壌から生み出されたカフカ作品の世界に触れ、いわゆる「カフカ的なもの」とは何か、を問うのが本授業のねらいです。
授業の方法 初回ガイダンス時に、授業の進め方や受講に際しての注意事項、並びに評価方法や基準について説明します。受講者は毎回必ず「充分な下調べをして(テキストの音読練習、語句や文法事項を丹念に調べ、説明・使用できるようにする、内容の大まかな把握など)」授業に臨んでください。その前提のもと、なるべく多くの人に発表してもらいます。発表者以外の受講生も全員、質問に答えるという形で授業に参加してもらいます。
履修条件 学科の履修規定による
授業計画
1 ガイダンス: 前期授業内容概説並びに作家フランツ・カフカの紹介
2 Jemand musste Josef K. verleumdet haben, denn ...
3 Im Nebenzimmer, in das K. langsamer eintrat, als er wollte ...
4 K. achtete auf diese Reden kaum, das Verfügungsrecht ...
5 Als er wieder in das Nebenzimmer zurückkam, öffnete sich gerade ....
6 "Dieses Gesetz kenne ich nicht", sagte K. ...
7 Er warf sich auf sein Bett und nahm vom Waschtisch einen schönen Apfel ...
8 Sie schüttelten die Köpfe ...
9 "Nicht sehr überrascht?" fragte der Aufseher und stellte nun ...
10 K. starrte den Aufseher an. Schulmäßige Lehren bekam er hier ...
11 Ich bin der Ansicht, dass es am besten ist, über die Berechtigung ...
12 Wie hatte K. das übersehen können? Wie hatte er doch ...
13 授業内試験(1)
14 授業内試験(2)
15 試験の解説と補足
その他
教科書 Franz Kafka, Verhaftung, Dogakusha Verlag Tokyo, 1983, 5 edition
邦題:フランツ・カフカ著:『逮捕』(発行所:同学社)
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(60%)、授業参画度(40%)
第13回もしくは第14回に授業内試験を行う。授業参画度で十分評価が可能な場合には、課題等で試験にかえることもある。成績評価の方法や基準については、初回ガイダンス時に説明します。
オフィスアワー ドイツ文学科事務室に申し出てもらい、面談日を決めます。

このページのトップ