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科目名 | 英米文学基礎演習2 | ||||
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旧カリキュラム名 | 英米文学基礎演習2 | ||||
教員名 | 野呂 有子 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 英文学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業テーマ | Lewis Carroll作 Through the Looking Glass を読む。 |
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授業のねらい・到達目標 | 比較的難易度の低い語彙で書かれたイギリス児童文学の古典的作品を読むことによって、文学作品を読むことの楽しさを学ぶ。学生が自分自身の方法論を確立して作品分析を行う習慣を身に着け、それを元に小論文を作成するようになることを狙いとする。 |
授業の方法 | 英米文学基礎演習1で扱った『不思議の国のアリス』を踏まえた上で、その続編としての『鏡の国のアリス』を分析・論考する。前期は一章単位で作品を読み進めたが、後期は作品をあるまとまりをもった形のものと見做し、作品の構造を意識しながら読むという習慣をつけることを狙いとする。こうした作品の扱い方を通して、二年後に卒業論文を執筆する際の、問題点の見つけ方、作品の掘り下げ方について学ぶ。前期が基礎編とすれば、後期は応用編ということになる。ここで、イギリス伝承わらべ歌として良く知られる「マザー・グースの歌」が作品の中にどのように取り上げられ、イギリス文学に特有の伝承と創作の問題に寄与しているかについても考察する。 |
履修条件 | なし。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 前もって日本語訳で当該作品を読んで、物語全体の輪郭をは把握しておくこと。英語原文作品に目を通していればなおのこと望ましい。授業においては、日本語訳では捉えきれない英語原文のしゃれや、鍵語(句)、鍵概念などについてもできる限り詳細に追っていく。 「マザー・グースの歌」の中の “The Lion and the Unicorn”, “Tweedledum and Tweedledee”, “Humpty Dumpty” については、必ず、日本語及び英語で読んでおくこと。 |
授業計画 | |
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1 | (1) イントロダクション及び Preface |
2 | (2) 第1章~第3章その1 |
3 | (3) 第1章~第3章その2 |
4 | (4) 第1章~第3章その3 |
5 | (5) 第4章~第6章その1 |
6 | (6) 第4章~第6章その2 |
7 | (7) 第4章~第6章その3 |
8 | (8) 第7章 |
9 | (9) 第8章 |
10 | (10) 第9章 |
11 | (11) 第10章~第12章その1 |
12 | (12) 第10章~第12章その2 |
13 | 授業のまとめ |
14 | 授業内容を踏まえて課題提出 |
15 | 総まとめ |
その他 | |
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教科書 | Martin Gardner, The Annotated Alice: The Definitive Edition: Alice's Adventures in wonderland and Through the Looking Glass :ペーパーバック , Penguin; The Definitive new edition of revised edition , 2001 :ペーパーバック, Penguin; The Definitive new edition of revised edition, 2001 |
参考書 | 授業内で紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(30%)、レポート(40%)、授業内テスト(20%)、授業参画度(10%) コメント[授業内でのプレゼンテーションが評価の3割を占める。最終時のリポート(原稿用紙400字づめ6枚以上)も4割。] |
オフィスアワー | 火曜日昼休み、および水曜日昼休み |
備考 | なし。 |