イギリス文学史１

科目名	イギリス文学史１
旧カリキュラム名	イギリス文学史１
教員名	飯田　啓治朗
単位数	2	学年	2	開講区分	文理学部（他学部生相互履修可）
科目群	英文学科
学期	前期	履修区分	必修

授業テーマ	黎明期から16世紀までのイギリス文学概観
授業のねらい・到達目標	黎明期から16世紀までのイギリス文学の流れをとらえ、代表的作品の原典に触れる。英文学科の学生として必須のイギリス文学の幅広い常識を身に付ける。知識の吸収にかたよらず、自宅でも作品全体を翻訳で読み、作品を自分のものにする。
授業の方法	イギリス文学史の入門的専門書を読むことにより、イギリス文学の流れをとらえる。原典からの抜粋を読むことにより、代表的な作品にじかに触れてみる。講義科目のため、主として教員が解説を加えながら読み進めて行くが、受講生に読んでもらうこともある。
履修条件	なし。
事前学修・事後学修，授業計画コメント	事前学習として、自宅で、授業時間と同じ90分の時間をかけて、教科書の英文を読むこと。４年次の卒業論文でイギリス文学を研究するつもりの学生は、研究する時代を問わず、とにかく、あらすじではなく、作品全体をじっさいに読む習慣を身につけることが大切です。そのために、読書課題作品を指定します。小試験もしくは学期末試験では、それらの作品を繰り返し注意深く読んだかが問われます。

授業計画
1	ガイダンスとして、シラバスの確認、追加の注意事項を伝達する。
2	Old English Literature 1
3	Old English Literature 2
4	Middle English Literature 1
5	Middle English Literature 2
6	Elizabethan Poetry 1
7	Elizabethan Poetry 2
8	Elizabethan Prose 1
9	Elizabethan Prose 2
10	Elizabethan Drama 1
11	Elizabethan Drama 2
12	Elizabethan Drama 3
13	Elizabethan Drama 4
14	授業内テスト
15	総括

その他
教科書	G. C. Thornley and Gwyneth Roberts, An Outline of English Literature, Pearson Longman 版により内容が異なる場合があるため、必ず、ガイダンス期間中の授業開始前までに、購買部に入荷した版を購入すること。品切れの場合は、各自で購買部で注文の手続きを取る必要がある。
参考書	授業で紹介する。授業で紹介された作品や参考文献は、必ず読んでおくこと。
成績評価の方法及び基準	授業内テスト(70%)、授業参画度(30%) 授業参画度の対象は、遅刻や欠席の状況、予習を踏まえて授業を聞きノート作成を行っているかなどで、授業に対する取り組みが真摯であるかどうかを重視する。授業回数の３分の１以上を欠席した場合に成績評価の対象外となることは、『学部要覧』を参照してください。
オフィスアワー	学習相談等は、研究室にて、主として授業日の昼休みに応じる。詳細は第１回目の授業で伝達する。
備考	講義時間確保のために、授業参画度を短時間で評価するために教室での座席を指定します。時限にかかわらず、授業開始時刻を厳守してください。遅刻、途中退室、教科書不携帯などは、授業参画度からの減点だけでなく、結果として学期末試験の低得点の原因にもなります。教室の雰囲気と進度を優先する都合上、他の受講生の迷惑となる場合を除いて注意しないこともありますが、減点されているものと考えて、各自の責任で授業にのぞんでください。法定伝染病などによる欠席は、欠席の前後14日以内に、証明となるプリントアウトを添えた欠席届を直接担当教員に提出した場合に考慮します。ただし、提出期限を過ぎた場合や証明の確認が取れないなどの場合には、考慮することはできません。その他、成績評価の注意事項は第１回目にまとめて伝達する。