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科目名 | 英語学基礎演習2 | ||||
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旧カリキュラム名 | 英語学基礎演習2 | ||||
教員名 | 谷村 航 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 英文学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業テーマ | 認知言語学のアプローチに基づく品詞の分析 |
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授業のねらい・到達目標 | 本演習では、認知言語学のアプローチから、英語の品詞、特に名詞を分析します。名詞を定義しようとすると、まず最初に考えられる定義は「<人>や<物>を表す語である。」というような意味に基づくものになると思います。しかし、注意深く観察してみると、例えば、loveやexplosionなどの語彙項目は、多くの辞書では<名詞>と記載されているのに、<人>や<物>を表してはいません。むしろ、<精神状態>や<行為>、<出来事>を表しているようです。そこで、近年の言語学では品詞を意味に基づく定義ではなく、形態や文中での分布から定義されるものであると考えてきました。しかし、さらに考察を進めると、意味に基づいて、名詞を定義できる可能性が出てくるのです。認知言語学のアプローチを通して、その可能性を考察していきます。また、名詞との関連で、形容詞や決定詞や数量詞なども学んでいきます。 |
授業の方法 | 演習形式で授業を行ないます。毎回の授業では、担当者を決めて、授業で使う資料の内容を発表してもらいます。その後、発表に基づいて、受講者全員で議論し、内容を深めていきます。 |
履修条件 | 特になし。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 事前学習では、ガイダンス時に配布する資料を読み、①資料の内容、②関心した点、または自分の考え、③疑問点をまとめてきてください。また、資料は英語で書かれたものを読むので分からない単語は辞書を引いて、調べてきてください。 |
授業計画 | |
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1 | ガイダンス |
2 | Types of things: Nouns (1) |
3 | Types of things: Nouns (2) |
4 | Types of things: Nouns (3) |
5 | Grounding things: Reference (1) |
6 | Grouding things: Reference (2) |
7 | Grounding things: Reference (3) |
8 | Quantifying things: Quantifiers (1) |
9 | Quantifying things: Quantifiers (2) |
10 | Quantifying things: Quantifiers (3) |
11 | Qualifying things: Modifiers (1) |
12 | Qualifying things: Modifiers (2) |
13 | 授業内試験と解説 |
14 | Qualifying things: Modifiers (3)に関する資料の講読 |
15 | 補足と総括 |
その他 | |
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教科書 | なし。資料を配布します。 |
参考書 | Günter Radden and René Dirven, Cognitive English Grammar, John Benjamins Publishing Company, 2007, 1 edition |
成績評価の方法及び基準 | 試験(70%)、平常点(15%)、授業参画度(15%) |
オフィスアワー | 月曜日の昼休み、講師室 |