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科目名 | 現代イギリス文学演習2 | ||||
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旧カリキュラム名 | 現代イギリス文学演習2 | ||||
教員名 | 前島 洋平 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 英文学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | 英国を代表する作家カズオ・イシグロ (Kazuo Ishiguro, 1954- ) の Never Let Me Go を読み、生きることの意味を問い直す。 |
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授業のねらい・到達目標 | 英文学科に入学して3年が経った。最終学年となった新4年生の皆さんは、これまで心に残る英文学作品に巡り会えただろうか。 本作 Never Let Me Go は2005年に発表されたイシグロ第6作で、2010年には本国イギリスで映画化され、またここ日本でも昨年 (2014年) に蜷川幸雄演出、多部未華子主演で舞台化されたことが記憶に新しい。乱暴を承知の上で原作のストーリーを要約すれば、臓器提供のためだけに生きる若者たちの姿を描いた小説となるが、話はそう簡単ではない。読者は生きることの意味を最終的に突き付けられるからである。ペーパーバックで300頁弱のこの作品を読んで、受講者は何を感じるだろうか。 |
授業の方法 | 受講者による発表形式で、予め指名された担当者は配布資料を準備して授業に臨む。 1. 割り当て範囲について辞書を片手に―といってもそれほど難解な英文ではないが―原文を読み、ストーリーをまとめる。 2. 英語の点で問題となる個所を抜粋し、その部分についての解釈を提示する。 3. 内容上の問題点―登場人物の心情、プロットにおける謎など―を提起する。 発表者によって示された問題点をもとに、受講者間で議論を行う。 なお、発表者以外の受講者も何かしら発言をしないと出席扱いとはならないので注意されたい。 |
履修条件 | 4年生(以上)であれば履修可。 ただし、受講希望者数によっては履修制限を行うことがある。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 4年生に相応しい十分な予習を期待する。 |
授業計画 | |
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1 | オリエンテーション---映像作品の鑑賞 |
2 | Never Let Me Go その13 |
3 | Never Let Me Go その14 |
4 | Never Let Me Go その15 |
5 | Never Let Me Go その16 |
6 | Never Let Me Go その17 |
7 | Never Let Me Go その18 |
8 | Never Let Me Go その19 |
9 | Never Let Me Go その20 |
10 | Never Let Me Go その21 |
11 | Never Let Me Go その22 |
12 | Never Let Me Go その23 |
13 | Never Let Me Go その24 |
14 | Never Let Me Go レポート |
15 | 映像作品の鑑賞と総括 |
その他 | |
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教科書 | Kazuo Ishiguro, Never Let Me Go, Faber & Faber, 2011 |
参考書 | 参考資料については随時紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(30%)、レポート(25%)、授業参画度(15%)、毎週の授業時に行う課題(30%) |
オフィスアワー | 月曜日または火曜日に7号館3階の教員研究室にて。 開講時に指示する連絡方法を通じて、事前にアポイントメントをとること。 |
備考 | 教室にただ存在するだけでは単位の取得は難しい。 教科書忘れ、授業中の携帯使用、5分以上の居眠り、他の受講者の迷惑になる私語などをおこなった学生は自動的に欠席扱いとなる(大学生なので本人に指摘はしない)。 |