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科目名 | 英米文学演習2 | ||||
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旧カリキュラム名 | 英米文学演習2 | ||||
教員名 | 前島 洋平 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 英文学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業テーマ | 英国の作家サマセット・モーム(Somerset Maugham, 1874-1965)の短編小説の鑑賞、ならびに、来るべき卒業論文に備えて原書を読むトレーニング |
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授業のねらい・到達目標 | 「文学作品を鑑賞する」とは一体どういうことなのか。例えば、レポート課題に取り組む際に、翻訳をさっと読んで適当に文章を書き上げて、はい提出。それで作品を読んだつもりになった記憶はないだろうか。 本講座では、モームの短篇集Rain and Other South Sea Storiesを題材として、真の意味での「(英)文学作品の鑑賞」を目指す。比較的わかりやすいとされるモームの英語を毎週丹念に読み進め、最終的には自力で作品を読み通すことが出来たという充実感を味わうとともに、作品内容に関する議論を通して、小説を読む楽しさを発見する機会となることを期待する。 |
授業の方法 | 教科書は7つの短編から構成され、毎週短編1作を読む(“Rain”と“Red”は2週にわたり扱う)。教科書を読み終えたらプリントを配布する。 授業は受講者の発表をもとに進められる。 発表者以外の受講者は、発表内容についての質問や自分が事前に読んだ際に感じた疑問など何かしらの形で授業に参加しなければならない。 |
履修条件 | (1)英文学科3年生(以上)で所定の手続きを踏んでいること。 (2)総授業数の3分の2以上の参加が可能であること。 (3)予習に膨大な時間をさけること。 (4)レポート作成に際しては、コピペなどの卑しい行為を慎み、参考文献をもとに自力で完成させる覚悟(忍耐力)を持っていること。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 授業に臨むにあたり、(最低限の予習として)テキストの指定された個所をあらかじめ読んでおくこと。 |
授業計画 | |
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1 | “Rain”---大意 (発表者1) & 精読 (発表者2) & 議論 (発表者3) |
2 | “Rain”---映像鑑賞 & 議論 (担当教員) |
3 | “Mackintosh”---大意 (発表者4) & 精読 (発表者5) & 議論 (発表者6) |
4 | “The Fall od Edward Barnard”---大意 (発表者7) & 精読 (発表者8) & 議論 (発表者9) |
5 | “Red”---大意 (発表者10) & 精読 (発表者11) & 議論 (発表者12) |
6 | “Red”---議論 (担当教員) |
7 | “The Pool”---大意 (発表者13) & 精読 (発表者14) & 議論 (発表者15) |
8 | “Honolulu”---大意 (発表者16) & 精読 (発表者17) & 議論 (発表者18) |
9 | “Envoi”---大意 (発表者19) & 精読 (発表者20) & 議論 (発表者21) |
10 | プリントその1 ---大意 (発表者22) & 精読 (発表者23) & 議論 (発表者24) |
11 | プリントその2 ---大意 (発表者25) & 精読 (発表者26) & 議論 (発表者27) |
12 | プリントその3 ---大意 (発表者28) & 精読 (発表者29) & 議論 (発表者30) |
13 | プリントその4 ---大意 (発表者31) & 精読 (発表者32) & 議論 (発表者33) |
14 | レポート(課題) |
15 | 理解度の確認と総括 |
その他 | |
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教科書 | Somerset Maugham, Rain and Other South Sea Stories, Dover, 2005 |
参考書 | 行方昭夫 『サマセット・モームを読む』 岩波書店 2010年 行方昭夫 『モーム語録』 岩波書店 2010年 行方昭夫 『モームの謎』 岩波書店 2013年 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(10%)、授業内テスト(30%)、授業参画度(30%)、毎週行われる授業内課題(30%) |
オフィスアワー | 月曜日または火曜日に7号館3階の教員研究室にて。 開講時に指示する連絡方法を通じて、事前にアポイントメントをとること。 |
備考 | 教室にただ存在するだけでは単位の取得は難しい。 教科書忘れ、授業中の携帯使用、5分以上の居眠り、他の受講者の迷惑になる私語などをおこなった学生は自動的に欠席扱いとなる(大学生なので本人に指摘はしない)。 |